【感想・ネタバレ】新版 クラシックでわかる世界史 時代を生きた作曲家、歴史を変えた名曲のレビュー

あらすじ

歴史が動くとき、名曲が生まれる。
──16世紀中盤から第一次世界大戦まで、音楽史でいえばバロック前期から後期ロマン派までの時代の音楽を、革命や戦争など大きな出来事の歴史と、社会史、美術史、演劇史と組み合わせて見ることによって、現代に残された数々の名曲に秘められた真実の歴史を解き明かします。

[本書の内容より]
・ヴィヴァルディは皇帝に〈機密情報〉を提供していた?
・ハプスブルク家の結婚政策がオペラを発展させた
・ベートーヴェンのパトロン遍歴と国際政治力学
・革命に加わって指名手配されたヴァーグナー
・スエズ運河開通式典とヴェルディ《アイーダ》の深い関係
・ピアノは大砲よりも強し。パデレフスキのポーランド独立運動

2007年10月の刊行以来、版を重ねロングセラーとなっていた『クラシックでわかる世界史』に大幅な改訂を施し、お求めやすいコンパクトな新版としてお届けします。とくにオペラ作品の題材と歴史との関連、各都市の音楽文化についての記述を充実させ、前著と比べてより立体的な内容としました。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本書は宗教改革から第一次世界大戦までのヨーロッパ音楽の歴史について書かれている。音楽家を紹介する前に時代背景も説明されるため、世界史の知識がなければあまりにも情報量が多い本に感じるだろう。

時代背景や歴史の知識に関してはマニアックではないのだが、新古典主義の音楽家が登場するまでは、本当に知らない音楽家(作曲家)が大量に登場し、ライトなクラシック音楽好きとしては「あ、そこまで求めてなかったのにな」となる。

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

欧州で起こった歴史的事件を背景に知らない作曲家や王族・政治家の名前が多々書き綴られている。ひとつひとつ読んでいるとなかなか進まないため、馴染み深いトピックを拾い読みした。
ただ音楽を聴いているだけでは想像できなかった、当時の音楽家たちが直面していた時代背景を一部ではあるが認識できた。

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2022年04月09日

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