あらすじ
私たちが幼い頃はまだ、「発達障害」という概念が世に浸透していなかった。
うちの子、将来どうなるんだろう?
自分のこれからが不安・・・。
当事者の著者が描く、発達障害を持つ9人の過去・現在。
・中2で努力をやめた著者は・・・大人になり、通信制高校に入学
・「困った子」と言われ続けたよしこさんが・・・支援学校で子どもたちをサポート
・トラブルメーカーだったたろうくんは・・・自分の特性を知り、母も驚きの人気者に
・生きづらさを感じていたいくさんは・・・投薬によって、取り巻く世界の変化を実感
知ることで見える未来。
今を生き、未来につなげるためのヒント――。
★単行本カバー下画像収録★
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
発達障害に関する本は色々と読んできたが、漫画で実体験や本人の話として読めたのは良かった。まだまだ本人たちが楽に生きていける世の中ではないと思うが、そんな人たちが気持ちよく生きていける世の中になれば良いと思った。
Posted by ブクログ
自分だけ違う世界に住んでるような感じとか、一生懸命普通の人の好みを取り入れようとするところとか、漫画ならではのちょっとした「そうそう、あるある」が凄く嬉しかったです。
マイノリティの私たちの経験って、なかなか共感してもらうことは難しいので。
息子の将来を心配している者として、人に恵まれながら幸せに大学生になれた男の子の話が出てきたことも、希望が持てました。