【感想・ネタバレ】終末の海 Mysterious Ark<新装版>のレビュー

あらすじ

一人、また一人、消えてゆく・・・・・・。この船は、いったい・・・・・・何なのか? 少年少女たちの活躍を瑞々しく描いて選考委員を唸らせた、SFミステリーの傑作! 第5回日本SF新人賞佳作入選作。
核戦争による現代社会の崩壊後、少年・圭太は、父やその仲間とともに大型漁船で日本を脱出し、南太平洋に浮かぶ海上基地フロート・ナインを目指していた。だが船は嵐に遭い、座礁してしまう。そんな彼らの前に現れた、巨大な豪華客船―。救世主のように思われたその船は、調査に訪れた大人たちを載せたまま、忽然と姿を消してしまう。それから二年、謎の「箱船」は、何度か圭太たちの前に姿を現すが、大人たちは誰一人帰ってこなかった…。意を決して「箱船」に乗り込んだ子供たちは、なんと、船が完全に無人であることを知る。「この船は、いったい…何なのか?」全篇に漂う切実な寂寥感の中、少年少女の活躍を瑞々しく描いて選考委員を唸らせた、SFミステリーの傑作!第5回日本SF新人賞佳作入選作品。

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Posted by ブクログ

核戦争による現代社会の崩壊後、少年・圭太は、父やその仲間とともに大型漁船で日本を脱出し、南太平洋に浮かぶ海上基地フロート・ナインを目指していた。だが船は嵐に遭い、座礁してしまう。そんな彼らの前に現れた、巨大な豪華客船ーー。救世主のように思われたその船は、調査に訪れた大人たちを載せたまま、忽然と姿を消してしまう。それから二年、謎の「箱船」は、何度か圭太たちの前に姿を現すが、大人たちは誰一人帰ってこなかった……。意を決して「箱船」に乗り込んだ子供たちは、なんと、船が完全に無人であることを知る。「この船は、いったい……何なのか?」
※あっと言う間に読みました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

 作品解説(帯より):核戦争による現代社会の崩壊後、少年・圭太は、父やその仲間とともに大型漁船で日本を脱出し、南太平洋に浮かぶ海上基地フロート・ナインを目指していた。だが船は嵐に遭い、座礁してしまう。そんな彼らの前に現れた、巨大な豪華客船――。救世主のように思われたその船は、調査に訪れた大人たちを載せたまま、忽然と姿を消してしまう。それから二年、謎の「箱舟」は、何度か圭太たちの前に姿を現すが、大人たちは誰一人帰ってこなかった……。意を決して「箱舟」に乗り込んだ子供たちは、なんと、船が完全に無人であることを知る。「この船は、いったい……何なのか?」 全篇に漂う切実な寂寥感の中、少年少女の活躍を瑞々しく描いて選考委員を唸らせた、SFミステリーの傑作!
 第5回日本SF新人賞 佳作入選作品。

 あとがきで作者自身も「SF? ミステリー? ホラー? それはきっと読まれる方のお好みしだい」と書いていますが、ただ単にそれぞれの要素を広く浅く詰め込んだわけではなく、すべてが見事に融合している作品です。自分の貧困な想像力をかき集めると、SF=エイリアンシリーズ、ミステリー=そして誰もいなくなった、ホラー=漂流教室というイメージがそれぞれ湧いてきます。
 まずは状況説明の無い切り口から、巧みな進行で読者を物語へ魅了。徐々に世界観の輪郭がおぼろげに浮かび上がり、そこへ謎の「箱舟」が登場。そして、すべてはここから始まる。SFとしての「ロボット」の扱い方も非常に面白く、作品のパーツ一つ一つに感嘆させられる。惜しむらくは圭太のパワー溢れすぎる行動力(性格と言われればそれまでかもしれませんが、とてもじゃないが12歳とは思えない)と、康之の大きすぎる存在感に対する扱いの低さ。次回作はかなり期待大。

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2017年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

核戦争によって滅んだ地球。その海を漂う無人の豪華客船。その船に乗り込んだ子供たちは、やがて一人ずつ消えていくことに・・・

SF大賞佳作入選作品、だそうです。
普段SFってあんまり読まないんですが、昨年末に読んだ「エンドレスガーデン」が意外と面白かったので同作者のデビュー作・・なのかな?それを読んでみることに。

まあおそらく処女作なんでしょうけども、そのせいかなんとなく文章が粗いような気はする。いまいち登場人物の人となりが読み切れなかったり設定を生かしきれてないところも。
それでもなんともいえない魅力があって、読んでるうちになんとなく惹きこまれていく感じはしました。
SFとミステリとホラーのテイストが・・・という感じのことをあとがきで書かれていますが、ミステリとしては真相が突飛にすぎるような。ホラーは・・・ちょっと基本的にグロっぽいのが苦手なもので・・・w

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2012年03月19日

Posted by ブクログ

新人さんらしさも感じられたけど、なかなか面白かったです。
少年が目に見えない正体不明の巨大な敵と戦う近未来の話。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

『核戦争による現代社会の崩壊後、少年・圭太は、父やその仲間とともに大型漁船で日本を脱出し、南太平洋に浮かぶ海上基地フロート・ナインを目指していた。だが船は嵐に遭い、座礁してしまう。そんな彼らの前に現れた、巨大な豪華客船ーー。救世主のように思われたその船は、調査に訪れた大人たちを載せたまま、忽然と姿を消してしまう。それから二年、謎の「箱船」は、何度か圭太たちの前に姿を現すが、大人たちは誰一人帰ってこなかった……。意を決して「箱船」に乗り込んだ子供たちは、なんと、船が完全に無人であることを知る。「この船は、いったい……何なのか?」全篇に漂う切実な寂寥感の中、少年少女の活躍を瑞々しく描いて選考委員を唸らせた、SFミステリーの傑作!第5回日本SF新人賞佳作入選作品。』
◆途中まではなかなか面白かったけど、個人的には真相がいまいちだったかな。面白かったけど、期待し過ぎたのかも。

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2009年10月04日

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