【感想・ネタバレ】満月の泥枕のレビュー

あらすじ

姪の汐子(しおこ)と下町で暮らす凸貝二美男(とっかいふみお)は、泥酔した公園で奇妙な光景を目撃する。白髪の老人、叫び声、水音、歩き去る男。後日訪ねてきた謎の少年は、二美男が見たのは「自分の伯父が祖父を殺した」現場だと言う。遺体の捜索を依頼された二美男は、汐子や貧乏アパートの仲間と共にとんでもない事態に巻き込まれていく――。人生に悩み迷う時、背中を押してくれる傑作長編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

エンタメ。
読み始めたらぐいぐい。
途中から、ドラえもんのアニメ映画をなんとなく思い出す感じですね。
道尾さん、こんなコミカルなものもかける人だったんですね。

0
2021年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

道尾作品でたまに見かける、顔見知りが集まって大それた計画を実行するやつ。しかもあまり頭脳明晰とは言えない人が大半を占めるから、とってもドタバタ(笑)。

飲酒しながら読んだ私が悪いんですが、酔っぱらいの頭には、表紙そのままのお祭りや坑道での彼らの動きが複雑すぎて、イメージするのに難儀しました。でも、「そんなものを紙袋に入れてカジュアルに持ち歩く」姿は想像できて笑ってしまう。

「後悔なんてものはみんな、言い訳」という言葉も心に沁みて、なんだかんだで笑った後は切なさが胸に迫る道尾さんなのでした。ま、だいぶ分厚いけど。

0
2021年04月30日

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