【感想・ネタバレ】敗れし者なれどのレビュー

あらすじ

乱世に、闇に光を求めて愚直に生きる武士の姿を描く感涙時代小説「良之三部作」第一部。

「名など惜しまずとも良い、命こそ惜しむべきものだ」

自分がこの世に生きる意味とは?
主君も家も名も捨て、 佐脇良之は修羅の道を歩む。

幼き頃に憧れた武士の夢に敗れ、死を望んで三方ヶ原の戦いに出陣した織田家家臣・佐脇良之。
戦に生き延びた己を恥じる良之は、徳川家康の助言で「一人の自由な武士として生きること」を選び、武田勝頼の首を狙い、甲斐へ向かう。
良之が人との関わりによって気付いた自らの使命とは?

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Posted by ブクログ

大河ドラマ「利家とまつ」の中で描かれた前田利家の弟、佐脇良之の物語。
大河ドラマで佐脇良之の存在を知り、切なく号泣したので、佐脇良之のことを描かれている本を探していたらこの本に出会いました。
物語は大河ドラマを見ていればすぐに感情移入が出来ました。彼の切ない運命をさらに広げて描かれており、戦国時代に生きる人の葛藤や希望や絶望、そしてそこに普遍の愛も描かれていて、電車で読みながらないてしまいました。続編いつでしょうか。読みたいです。

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2025年08月07日

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