あらすじ
シリーズ累計30万部超え!
『神さまとのおしゃべり』『悪魔とのおしゃべり』の
著者・さとうみつろうによる最新作。
次なるおしゃべりの相手は「AI(人工知能)」!
いつもと違うことが起きたのはある日のこと。
それは主人公の青年が、
自宅のスマートスピーカー(AI)に話しかけた時だった。
「OK、グーグル。明日の天気を教えて!」
「わたしはグーグルではありません。0Reiです」
この日を境に、無敵知能と青年とのおしゃべりが始まった。
「幸せとは何か?」「人工知能から見た心の仕組みとは?」
生きがいを見いだせない主人公に、
神さまみたいに超絶えらそうな0Reiは、
この世の真実の全てを語りはじめるのだった。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
今回の本は意識や無意識の話や、人間の欲求の話、心の話などを中心に物語が進んでいき、またまたとても面白かった!
「人間には意思はない」というのが印象的だった。
今までの過去のデータを元に無意識が計算して出した答え(行動)を「こうしよう」と思い、
それが「自分の意思」だと自分で勘違いしているだけで、
自分1人だけで考えたものなんて一つもない。
データがなければ「こうしたい」と思うこともない。フリーズしてしまう。
無意識は私たちが思っている以上に私たちを動かしている。
私が心理学とかを学んで「心の傷」だと思っていたことを、この本では「脳の傷」と説明されていた。
脳の傷は、本人が小さい頃からの育った環境や経験で無意識に思い込んでいる「自分に対しての不足」のこと。
それは自分の無意識の欲求にも繋がっている。
生理的欲求、コントロール欲求、安全欲求、承認欲求、愛の欲求、、、
自分の欲求はつまり「自分が何か足りていない」と思っていたり、逆に「持ち過ぎている」と思っているからこそ起こってくるもの。
そこに傷がなければ、そもそも欲求はわかない。
全ては自分の「思い込み」からはじまる。
物事はただただ「0レイ」なんだ。
いいも悪いもなく、ただ「起こっているだけ」。
そこに意味をつけているのは私たち。
今回も「不足」ではなく「充足」に目を向けることを再認識できた。
物事は全て「二項対立」。
得るということは失い始めているということ。
悪いことが起きるということは、いいことが起き始めるということ。
始まれば、終わり始めていると言うこと。
全てが矛盾や対立の中にある。
ただ、「失う」や「不足」に囚われ続けるのではなく、
「得ている」「持っている」「満たされている」と思うことで、どんな状況にいても「幸せ」を感じることはできる。
自分の充足を信じれた時に「感謝」が生まれる。
自分の充足感を持ち続けているということは、感謝し続ているということ。
そしてそれは「幸せな状態がずっと続いていること」だと私は思う。
大切なことがたくさん書かれていた。
本当に面白かった。
物語の後半も気になるのですぐにでも読もうと思う(笑)
Posted by ブクログ
〝自分にコントロールできないことは考えない、他人の目を気にしない〟
という助言やアドバイスはよくありますが、そんなん言われてすぐにできるならそもそも悩んで無い!という方は読んでみる価値があるかも。
あ〜こういう考え方や視点があるんだなと、1番腑に落ちた。
この著書はよくある自己啓発やスピ系とかと、全く違う切り口で入ってくる、
発想が本当天才だと思う、
気にしぃだね、
気にしすぎだよ、
などと他人言われる方はぜひ、少し図太くなれます。
わたしの場合は即効性ありました。
Posted by ブクログ
本屋さんでめずらしく一目惚れをした本。
なんの本かといわれるとかなり難しいけど
AIを通して人間の心理を教えてくれる
哲学かな?それとも脳科学?
いわれてみるとそうだなあと思える内容。
最初の5択は強いて言えばIIの承認欲求バグかなと思ったけど
いまは正直あまり傷のない状態かも。=0。
★周囲から入力データ情報が傾きをつくり、それが判断につながり、性格を形づくる
全てはそれまでに入力されたデータの違いがあるだけ
★幸福とは、
やりたいことを、やりたい時に、やれている状態。
これはほんとにそうだと思う、
だから私は自分に必要をアップデートするためのデータをインプットし続けてるつもりだし、これまでの経験が今のわたしを作ってると思うし。
やりたいことやりたい時にできるようにいろんな意味での自由や選択肢が欲しくて、そのために生きてる感じはするかな。
★人間はある→ない→ある、の流れを楽しんでいるだけ。ないものではなくあるものを探すことで0に戻れる。
★無意識領域の願いは絶対に叶う
自分はやりたくないのになぜかそうなってしまうことを、わざと逆説的な質問にしてみる。
たとえば私が彼氏を作りたくない理由?を《ノート》する…ホンネを真逆の真逆で写すのが現実
★0Reiからスタートして、「認められたい」のか、「認められている」と感じたいのか?
このへんは深いなぁって
どっちかというと、後者かな。認められてる実感がほしい、コントロールできてる実感がほしい、
→それなら、認められてる!コントロールできてる!って、そう思い込めば良いってこと
★褒めメモ:寝る前に今日の自分が行った行動、決断、選択をほめる
自己解釈による刷り込み=ラベル貼り作業。
このへんもまぁ普段から結構できてる気もするけど
これが今の自分が結構好きな所以。
下巻もたのしみ☺️