【感想・ネタバレ】陋巷酒家１うらまちさかばのレビュー

丸岡九蔵

荒廃した未来世界、とある地下街の一角にある立ち飲み屋。

切り盛りしているのは、きっぷのいい女将さんと店員のアンドロイド女子・笑美ちゃん。

その店はサイボーグ、異種族、兵隊、ごろつき…などなど多くのお客で毎日繁盛しています。

そして今日も騒動が巻き起こる……？

基本が１話４ページの短編まんが集です。全12話収録、本文64ページ。

レシピ「女将さんの献立」やおまけミニ漫画なども収録。

[なます · ★★★★★]

読むだけで何か幸せ気分に

人情味溢れすぎてる作品。今の時代ならレビューで叩き潰されそうな薄汚なくて客も粗雑で料理の原材料も怪しまれそうな雰囲気の居酒屋が舞台。でもいいんですよね、こう言うの。飾らない人たちがガヤガヤと交わり、そして料理もうまい。リアルの世界なら、九龍城とかが当てはまるのかな。
読みたいというより、目を通してその空気を感じてほっとできる、そんな魅力に溢れてる。

＃ハッピー ＃ほのぼの

[くろばやし · ★★★★★]

ポジティブ

未来は夢も希望もないくらい荒廃しているという設定なのにグルメ漫画としてほのぼのさせているのはすごいと感じました。

＃ハッピー ＃泣ける ＃カッコいい

[ここ · ★★★★★]

ファンタジーグルメ漫画

普通のグルメ漫画かなーと思って見てみたらちょっとちがいました。
出てくる料理は現代と同じようなものもあるけど、背景が少し特殊。
地上が荒廃して、生態系も狂ったのか妙なモンスターもいる。
大怪我してもサイボーグ手術ができる。
銀河鉄道999の中に出てきそうな世界観。
変わった世界で立ち飲み屋を中心とした人間模様を楽しむ漫画でした。

＃笑える ＃ほのぼの ＃シュール