あらすじ
忘れられないあの名曲、懐かしの胸キュン青春記! ――坂本九、舟木一夫、弘田三枝子、ザ・ピーナッツ、三田明、加山雄三、オックス、ピンキーとキラーズ、吉田拓郎、南沙織、平山三紀、郷ひろみ、太田裕美、山口百恵、キャンディーズ、田原俊彦、中森明菜、そして美空ひばり……名曲、ヒット曲でつづる、想い出の胸キュン・エッセイ。
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Posted by ブクログ
昭和30年代後半から昭和50年代後半まで。著者が物心ついた頃から
社会人となりコラムニストとして独立するまでの期間に当たる。
その期間を当時流行った歌謡曲やポップス、ニューミュージックを
取り上げながら振り返る自分小史である。
残念ながら著者とは生まれた年にずれがある為、本書の前半で取り
上げられてる舟木和夫「高校三年生」や一連のグループ・サウンズの
ヒット曲はリアル・タイムで聴いたことがない。
成長してのち、タイトルに「懐かしの…」とつくようなテレビ番組で
聴いて覚えたからなのだろう。まったく知らぬ曲はほとんどないのだが。
各曲の発売年が昭和で書かれているので、自分が何歳頃に流行った曲か
を確認出来る。しかし、中学生の半ば頃からテレビよりもライブハウス
だった私には「流行歌」が思い出に結び付くことが少ないのが残念だ。
それでも、沢田研二と山口百恵は別格である。ジュリーは私にとって
「永遠のアイドル」だし、初めて買ってもらったレコードは百恵ちゃん
だった。
本書を読みながら初めて自分で買ったレコードはなんであったか思い出
そうとしたのだが、どうもはっきりしない。
アイドル歌手でなかったのは確かだ。そして、演歌でもなかったと思う。
うーむ・・・何を買ったのだろう。 。