【感想・ネタバレ】大東京バス案内のレビュー

あらすじ

路線バスでウラ道グルメ、発車オーライ! 誰も知らない東京の楽しみ方が見えてくる――路線バスは、あなたの知らないディープな東京への入り口だ。乗れば、普段と違う風景(けしき)が見えてくる。小銭片手に乗って歩いて、ウラ道グルメに舌鼓。ビン牛乳を飲み、「生アゲとピーマン炒め定食」を食べ、ほねつぎバスから銀ブラバス、橋づくし路線にお花見路線を堪能しよう! 読んで愉しいとっておきガイド。

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Posted by ブクログ

 こういう街ネタ(バスだが)は大好きで、今回も氏のテイストと視点、そして昭和感ばりばりのネタが良かった。地元でもなく、おばけ煙突やら東京5輪など記されても全然わからんが、雰囲気は味わえるのがうれしいやら悲しいやら。
 記事の中でやはり気になるのは、各地名の由来。都内の各地にはろくでもないとほほの由来の地名が多いらしいが、それはそれでまた楽し、である。自分も氏の23区物語を読んだのをきっかけに、一時期都内を自転車や散歩で回りまくった時期があった。本書で、かつてまわった多くの場所が現れたのもうれしい。

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2017年02月14日

Posted by ブクログ

泉麻人氏、本領発揮の1冊。
東京のバスを乗って乗って乗り尽くした力作です。雑誌連載時のタイトルは「東京完全バス批評」だったそうですが、まさにその通りの内容で、路線バスに乗って東京を制覇するという気概が文面からほとばしっています。

読んでいると小旅行に出かけたくなる、楽しいガイド本です。ちょっと都民農園セコニックまで、行ってこようかしらん。

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2016年11月19日

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