あらすじ
「嫉妬するなんて思わなかった」幼なじみで同級生でいつも一緒だった親友に彼女ができた。
別々の時間が増え、寂しい気持を抱えつつ、なぜかモヤモヤとした気持ちのまま、彼女を喜ばせようとバイトに励む親友を眺めていた香一。
そして、ある日そのモヤモヤの正体が“嫉妬”だと気づいてしまう。少しずつ変わっていく2人の距離……そして親友への想いは──!?
※本作品はデジタルマガジン『Spicy Whip vol.17』に収録されている作品の単話配信です。重複購入にはご注意ください。
感情タグBEST3
ずっとキレイ
主人公達の笑顔とか、夏の景色とかがずっと綺麗で
物語も綺麗で、綺麗すぎて心が洗われました。
ずっと小さくドキドキしてました。
BL要素や描写はほとんど無くて
最後まで手を繋ぐ以上は描かれてません
刺激の強いの好きな方は、どうかな
刺激の強いの苦手な方はすごく楽しめるかと‼︎
ラストまで胸いっぱいでした。ご馳走様でした。
いつもと違う夏
「好き」に至るまでの感情の変化が丁寧に描かれていて、感情移入して読んでしまった。特に、「男だからダメ」という理屈的な考え方から「会いたい」という直感的な考え方に変わって「好き」にたどり着くところが、リアルでよかった。主人公はノンケに恋して元々望み薄い上に、親友が元カノと復縁しそうでかなり辛い状況だったけど、思い切って告白した勇気が報われてよかった。泣いた。
この話で一段落したけど、物語全体として夏の始まりの高揚感やキラキラした感じや、海や水族館での綺麗な情景での夏の爽やかさ、夏の終わりの切なさなどが伝わってきた。その丁寧な情景描写がより主人公の感情を強調して伝えてきて、物語に深みを出していたと思う。
主人公達がその夏を満喫しつつ、時に悩みながら日々を過ごす姿が眩しくて、青春だなと思った。彼らの場合は青い春じゃなくて、青い夏って感じだけど。
長々話したが、一言で言うとエモい。おすすめです。