【感想・ネタバレ】老いは迎え討てのレビュー

あらすじ

人生100年時代を迎えた今こそ読みたい、「老い」を迎えてなお意気軒昂な生き方をすすめる痛快人生エッセイ。「老い」や「死」は誰にでも必ずやってくるもの。決して避けられるものではありません。ならば、ただビクビクして待つより、いつ死んでもいい覚悟でその日その日を充実して生きればいい。自らの半生を振り返り、老いをおそれず老いを愉しむための心がまえ、身の処し方が説かれています。※1996年に小社より刊行されたものの新装版です。

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Posted by ブクログ

 年を重ねることは衰えではなく蓄積だ。田中澄江『老いは迎え討て』は老いを恐れず堂々と立ち向かう気概を語る。
 若さを尊ぶ風潮の中で年配者の言葉は時に軽んじられがちだ。しかしその一言一言には時代をくぐり抜けた知恵と重みが宿る。今こそ耳を傾けたい。
 心して聞けば人生の道しるべとなる宝が見えてくる。老いとは迎え討つに値する尊い営みなのだ。

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2025年06月03日

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