あらすじ
石川県金沢市。雨がよく降るこの街で、ある噂が流れていた。雨の日にだけ現れる不思議な茶房があり、そこで雨宿りをすれば、会いたい人に会えるという。噂を耳にした男子高校生・陽元晴哉は、半信半疑で雨の茶屋街を歩き、その店――『あまやどり茶房』にたどり着く。店を営むのは、年齢不詳の美しい青年・アマヤと、幼い双子。晴哉が彼らに「離れ離れになった幼馴染み」に会わせて欲しいと頼むと、なんと、居所も知らないその少女が本当に現れて――。
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Posted by ブクログ
あんまり登場人物について掘り下げられてなくて物足りないな。金沢の異世界に通じる茶房、雨、不思議な力、お茶とお茶菓子、惹かれる題材だけど、ぱらぱらと人が出て終わってしまって。
なんか全体的にあっさりとは言いすぎかもだけど、深い描写がなくて、あやふやな世界だった。
晴哉が良い子、オトメちゃん良い子だったからほっこりしたな、この二人はもうちょっとみてたかった。あとのキャラは、魅力が表面なところしか書かれてないから、いまいち気に入ることもできず。実際どういうこと考えてるか共感したかった。血の通ったところも見たかったな。
意外に面白かった
始め読み始めて、あれっ漫画チック⁉️ 購入失敗したかなと思いました。でも日本にある八百万の神々は、人々の信心が無くなると力が失われていくと別の本で読んだことがある。この本もそんな展開で一気に読んでしまいました。会いたい人に会えるというこんなお店が本当にあったらいいですね。夜中の二時に読んだけれどハッピーエンドで良く眠れました。