あらすじ
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【内容紹介】
AI、IoT、5G、STEAM、Pythonなど、テクノロジーに関する知識を得ることは、今や、現代の教養課目です。しかしながら、ITやテクノロジーに関する用語を理解するためにはハードルが高いのが現状です。どうすれば、これらを理解できるのかを摸索した結果、イラストで理解するという形を考えました。
この本は、ゼロから理解することをコンセプトに、人気イラストレーター、プロのITライター、ベテランのIT編集者が協業し、構想3年、着手2年の歳月を費やして完成した手作りの「ITテクノロジー図鑑」です。
文系でも理解できるテクノロジーの視点を重視し、プログラミング、リモートワークだけでなく、お子さまのデジタル教育にも役立つ内容に仕上げました。
【著者紹介】
[監修]三津田 治夫(みつだ・はるお)
メーカー系医療機器販売会社で物流/経営システム開発SEを経て、1995年から出版社でインターネット系月刊誌、メールマガジン/Webマガジンの編集記者、書籍編集者、副編集長として従事し、独立。AI/IoT/プログラミング/能力開発などを中心に書籍を制作。出版実績において社内アワード、業界賞などを受賞。株式会社ツークンフト・ワークス代表取締役。コミュニティ「本とITを研究する会」代表。
[イラスト]武田 侑大(たけだ・ゆきひろ)
1994年生まれ。愛知県出身のイラストレーター。サイエンスやテクノロジーといったテーマを中心に多彩なタッチでイラストを展開し、Webや書籍、雑誌などのイラストを多数手がける。
[文]岩﨑 美苗子(いわさき・みなこ)
教育系出版社にて、知育、英語など家庭学習教材の商品開発を担当。その後、主にIT系書籍を手掛ける有限会社ソレカラ社を足場として著述・編集業に転身。情報処理技術者試験などのIT 系資格試験対策書、各種アプリケーションソフト解説書など、多数の書籍、Webコンテンツの企画構成・原稿執筆から、編集・校閲までを行い、現在は同社の代表取締役。課外に、R&B・ポップスシンガー、コーラスとしても活動。
【目次抜粋】
第1章 テクノロジーの基本
第2章 テクノロジーの裏側
第3章 テクノロジーと社会
第4章 テクノロジーとAI
第5章 テクノロジーと金融
第6章 テクノロジーが変える未来
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・集積回路(IC)はトランジスタを可能な限り詰め込んだもの、トランジスタは電子回路のスイッチとして働く、現在では10億越えのトランジスタが一つのICに集積されている
・半導体は条件によって電気を通したり通さなかったりする、コンピュータは0,1だけで情報を処理する(電流が流れていれば1、流れてなければ0と判断)ので、この情報を伝えるために半導体の特徴を利用している、トランジスタやICに使われる
・JavaはC言語やC++をベースに開発されたオブジェクト指向プログラミング言語(データとそれを処理する方法をオブジェクトという単位でひとまとめにし、それらを組み合わせてプログラムを記述する手法)、コンピュータの機種やOSの種類などに限定されることなく、異なる環境でも同じように動くように開発された
・Pythonは広範囲で使われる豊富なライブラリが提供されている、ディープラーニングの処理はTensorFlowというPythonライブラリが処理を担う
・JavaScriptはらWebサーバを介さずにWebブラウザ上で処理を実行できる、WebブラウザのUIに革命を起こした言語
・Rubyはシンプルな構文や文法で読みやすく書きやすい
・jpegは非可逆圧縮、pngは可逆圧縮(保存時には圧縮されているが、見るときは圧縮から解除されている、容量が大きくなりがち)
・キャッシュ(隠し場所:cache)はWebページデータを保存しておく
・CookieはIDやパスワードなどユーザー自身が入力した情報がWebブラウザに保存される
・検索エンジンでは見つけられない(特殊なURLの直接入力、専用の閲覧ソフト)はディープWebといい、全体の約9割を占める
・RFID(Radio Frequency IDentifier)タグのおかげでGUのように一気に商品を読み取れる
・機械学習は学習し大量のデータを解析しながらルールを獲得・発見する手法、ディープラーニングは機械学習の一分野
・機械学習では画像から犬を判断させるための特徴を人が示す必要があるが、ディープラーニングでは特徴自体をコンピュータ自ら発見して判断する、そのためにNNを利用する
・ボットはインターネット上で自動的に動くアプリケーションやプログラムの総称
・ブロックチェーンはネットワーク上の取引をブロックというかたまりで記録し、チェーンのように連ねてデータベースとして管理する技術。取引データを台帳に記録し、ネットワークに参加する全コンピュータが同一の台帳を共有する(データの分散管理)
Posted by ブクログ
超初心者向けの入門書です。1時間で読めます。
ゼロから理解する本とあって、デジタル機器が使えない人や利用できない人向けにまとめられた本です。見開きの片面は用語の意味をイラストで図解されているため、大体の内容は理解できる仕組みになっています。
とはいえ、JavaとJava Scriptの違いなど、超初心者にはハードルが高い用語の説明などもあり、本書が想定した読者層の広がりが絞りきれていない感もします。
「ゼロから理解する」とサブタイトルよりか「13歳からの」などと年齢層を絞った方が刺さったのではないかと思います。
Posted by ブクログ
ビジュアル的で見やすい図鑑でしたが、それなりにITの勉強をしていたので当たり前すぎる内容に感じてしまいました。
読む順番が重要かもしれません。
Posted by ブクログ
見開き2ページ(左に説明文、右はイラスト)でテクノロジーに関するキーワードについて簡単に説明する形式。
キホンのキという内容がほとんどだが、特に頻出のPC用語(ドメインやCookie、拡張子など)のイメージを持つにはイラストも手伝ってちょうど良いかな。
Posted by ブクログ
ITに関わるターム100を、各項目見開き2ページで解説した本。
そのうち1ページがイラストなので、実質1ページ。
イラストで直感的理解ができるもの?と半信半疑だったが…
確かにあった方がいいと思った。
PCを普通に使い、ニュースに触れていれば、見聞きする用語。
もやっとした理解がすっきりしたか、というと、さすがにこの説明の分量では無理。
もやもやが、もやっ、くらいにはなるかな?
まずは言葉に慣れることだけでも、私のような初学者には重要だ。
とっつきやすい本であることは確か。
LPWA(Law Power Wide Area)とか、RFID(Radio Frequency IDentifier)などは、本書で初めて知った。
まだまだ、勉強が必要だと再確認。