あらすじ
料理人ローラは急遽、取引先をもてなすためのランチを作ることに。現れたのは３年前に離婚した元夫のジェイソン。彼こそが取引先トリスタン建設の社長なのだと知る。売れない絵描きだった彼が大会社の社長に？ 浮気され、遺産目当てだった結婚の記憶が蘇ったローラは思わず、その場から逃げ去ってしまう。だが、雇い主である伯父からは経営難に陥った会社のために「過去は忘れ、彼を接待しろ！」と声を荒げられる。二度と会いたくなかったのに、今も彼のキスは甘く…。
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えー…？
なんかこの作品の誰もが嫌だった。
強いて言えば、ヒロインだけがまともな人間？。
ヒーローも自分の不仲な両親の火の粉を浴びて可哀想だとは思うけど、でもヒーローとヒロインが離婚した元凶はヒーローの両親の不仲だし、母親と交わした口約束を頑なに護ったがために自分はヒロインと離婚してしまって、その理由をもヒロインには話せずに拗れに拗れてしまって3年もの月日が経って…。
そしてヒロインがヒーローとの浮気を疑っていたクレアと言う女性。
彼女はヒーローに似た男児を産んでいた。
ヒーローは妻に隠れてクレアと会っていたし、妊娠から産後まで付き添っていたし家にも出入りしていたから妻が疑うのも当たり前だし、その事をヒーローは絶対に口を割ろうとしなかったから、もう全てが上手いタイミングで話しが繋がっていたので読みながらハラハラしました。
ただこのクレアの件はヒーローとの単なる浮気どころでは無かったので、クレアは一見すると大人しそうで浮気しそうではないから、いろいろと全てが分かった時には「えー、なんでクレアは浮気したの？！」って信じられなかった。
ホントにこの物語の根幹はこの、クレアですね。
この人が現れた事によって亀裂が入ったようなものです。
