【感想・ネタバレ】11手~15手詰パラダイス 四段以上の力をつける200題のレビュー

あらすじ

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アマチュア四段以上を目指す方必読! 詰将棋パラダイス誌より厳選された11手~15手の詰将棋200題からなる問題集です。

激しく攻め合って迎えた終盤、相手を詰ませば勝ち、逃せば負け…。でもどう見ても5手や7手では詰まなさそう。そんな局面、ありませんか? 実戦ではしばしば11手以上の詰み筋が生じているもの。それに気づくか気づかないかでは大違いです。

本書は、これまで落としていたかもしれないそんな将棋を白星に塗り替えるための本。この200題を解き切ったとき、あなたの終盤力と読みの思考力は飛躍的に向上していることでしょう。

また、専門誌掲載作だけあって、ひとつひとつの詰将棋は内容も充実。ただのトレーニングとしてだけでなく、作品鑑賞の視点からも楽しんでいただけます。

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Posted by ブクログ

 詰将棋パラダイスに掲載された作品から厳選された11手-15手詰200作。
 シリーズ前作「7、9手詰パラダイス」も良かったが、本作も期待していた通りの素晴らしい詰将棋作品集。手数も長いので一作解くのにやはりそれなりには時間がかかるが、解けてみれば、手順の中に汚いところがなく、一筋の流れのようにスゥーっと、とても自然に感じられる。また、妙手一発!というのではなく、妙手に加えて収束も当たり前のようにきっちり決めてくるのが憎らしい。恥ずかしながら僕も詰将棋を作っているので(勿論本誌に入選するようなレベルにはなくスマホ詰パラで数作発表しただけだが)、尚のこと、本書に収められている作品の完成度の高さには感じ入るばかり。
 まさに裏表紙にあるように、「練習として取り組むもよし、鑑賞して楽しみもよし」の、オススメできる一冊。更なるシリーズ続編の出版にも期待。

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2021年04月15日

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