あらすじ
誰よりも勝利にこだわり続けた日本陸上界最速のスプリンターが、ある日突然走れなくなった――。初めて語られる「勝ち負け」にとらわれない生き方とは? 周りを目を気にしない「自分らしい走り方」で、あなたはもっと生きやすくなれる。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
第一線で戦う人間の覚悟を、その舞台を目指す1人の競技者として垣間見ることができた。
どのように競技と向き合っていくのか、新しい環境に来た今もう一度自分に問いかけてみたいと思う1冊だった。
Posted by ブクログ
著者は、陸上男子200mの日本記録保持者。
北京オリンピックでの4×100mリレーでのメダル獲得には感動しました。
この本は、著者にとっての絶頂期、その後の苦悩などが、独特の文体で書かれています。
著者は、すでに40代に突入しましたが、今でもなお、現役を続けていたんですね。
知りませんでした。
が、その取り組みは素敵だと思います。
最後の方に、スポーツをすることで、自分を深く知ることができる、と書かれていますが、これには大きくうなずきました。
自分自身、市民スポーツの愛好者として、スポーツを通しての身体との対話は、とても貴重な時間だと感じています。