【感想・ネタバレ】終焉ノ花嫁【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

突如発現した脅威【キヘイ】が世界を蹂躙して幾年。人類は対抗手段として魔導学園・黄昏院を発足し、日夜戦闘が繰り返されていた。
運命の日、魔導研究科所属のカグロ・コウは【キヘイ】の死骸回収のため、とある遺跡に出向き、不運にもその命を散らした……はずだった。【キヘイ】の少女に救われるまでは--。
「初めまして、愛しき人よ--我が名は『白姫』。これより先、私は永遠に貴方と共にあります」
物語の中の騎士のように、御伽噺の中の姫のように、目覚めた少女は告げる。それが終わらない地獄の始まりになろうとも知らず--。
『異世界拷問姫』綾里けいしが贈る、希望と絶望が織りなす、感動のダークファンタジー!
【電子限定!書き下ろし特典つき】

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人類が謎のキヘイに世界を蹂躙された世界。人類はそれに対抗するために魔導学園黄昏院を創り脅威にあらがっていた。カグロ・コウはある日、キヘイの死骸回収をするため遺跡に向かった。それが自身の運命を変えることも知らずに…。
綾里けいし10年目の作品に期待していたが、正直期待外れだった。いろいろと事情はあるのだろうが、千年黒姫を迎え入れるのは早計だったと思う。タイムループはどうしても、同じ場面の繰り返しになり、些細な変化を繰り返すことで運命を変えるが、それに重きをおくと、ループをする主人公以外は必要最低限な感がある。戦闘場面も大味になり、綾里さんの丁寧な残虐性の描写が最小限になっていた。学園ものにしたせいで登場人物が多いのも裏面に出て、一部のキャラの描写は淡泊だった。最低限の登場人物で丁寧に人物描写が出来る人だけに残念だ。

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2021年05月19日

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