あらすじ
■シリーズ30万部!■
「東大生は、なんで頭がいいの?」
実は「生まれついての才能」なんて関係ない!
東大生は、「日常から、広く、深く考える思考習慣」がついているから、
あらゆることが「最高の教材」に早変わりするだけなのです。
「東大生の頭の良さ」にあこがれ、誰よりも深く研究することで、
偏差値35からの「奇跡の東大合格」を果たして人生を変えた筆者が、
どんな人でも「東大生の頭の良さ」を再現できる「5つの技術」を紹介します!
【著者からのメッセージ】
どんなに勉強しても偏差値35だった僕は、この「考える技術」にたどり着いたとき、
「頭の良さ」ってこういうことか――と感動しました。
僕の東大合格を支えたこの「考える技術」に、「生まれついての才能」なんて関係ありません。
こんな僕にもできたんですから。あの感動を、ぜひ皆さんにも味わっていただけたら嬉しいです。
【誰もがうらやむ「5つの頭の良さ」が手に入る!】
「よく覚えてるな、そんなこと!」――絶対に忘れない記憶力
「めっちゃプレゼンうまいよね!」――難しいことも的確に伝える要約力
「あの人の解説、わかりやすい!」――誰にでも必ず理解させる説明力
「なんでそんなこと思いつくの?」――自然とあふれる「ひらめき」力
「あの人に任せておけば大丈夫!」――頼りにされる問題解決力
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Posted by ブクログ
面白く、読みやすい内容で一気見できました。
カーネルサンダーなど、事例もわかりやすかったです。
以下記憶に残ったことを記録まで。
・背景を把握して関連付けて覚える(丸暗記をしない)
・なぜ?と普段から考える
・賛成と反対の両方の視点で考える
・具体と抽象を行き来する
・相手をこのぐらいのことはわかるだろうと過大評価せず、相手が想像できるような例示を交えて説明する
・一つのことを様々な角度で捉える(一を聞いて十を知る)
・本質を捉えれば応用できる
・要約も本質理解が大事
・参考書ではなく教科書が大事
・筆者のYouTube(スマホ学園)も参考になりそう
Posted by ブクログ
【日常の解像度が頭の良さを決める】
頭の良い人は日常を高解像度で観察しており、身の回りのあらゆる事象から学べる「高性能カメラ」を持っているような状態である。だからこそ、同じ景色を見ていても学べる人と学べない人に差がつく。特定の場面だけでなく、日常の全てを学びに変換している点が決定的な違いである。
【学問とは日常の解像度を上げる営み】
学ぶ人は知識を吸収し続け、日常をより細かく・深く見られるようになる。日常の解像度が高い人は、観察・気づき・理解の速度が圧倒的に速い。
【記憶力は“変換力”で決まる】
覚えやすい・覚えにくいの差は「対象の見方の違い」によって生じる。身近な事象と関連づけたり、概念が生まれた理由を探ることで丸暗記を避けられる。記憶力が高い人は、情報を自分の理解システムにうまく“変換”している。
【“なぜ”を多用する人が知識を増やす】
当たり前を当たり前で済ませず、「なぜこうなるのか」を考え抜く人ほど知識が蓄積される。1つの原因から複数の結果を結びつけることで、記憶も深く定着する。
【要約力=頭の良さの指標】
要約とは情報の取捨選択の行為であり、何が重要かを判断する力そのもの。要約力が高い人は、物事の本質をつかむのが上手い。
【上流思考は“定義”から始まる】
物事の根本原因(上流)を探すには、言葉の定義を明確にすることが最も効率的。曖昧なまま考えると議論がズレるため、まず定義を押さえることが重要。
【説明がうまい人は“相手の既知”に合わせる】
良い説明とは、自分の知識ではなく「相手の知っている世界」と接続させる行為。説明上手な人はこれを意識して、相手が理解しやすい枠組みで情報を伝えている。
【人は手段に走りがち。目的を明確にするべき】
多くの人は目的が曖昧なまま手段だけを頑張り、成果につながらない。説明も同じで、目的=タイトルを明確にすると伝わりやすくなる。話の「タイトル」は内容を示す旗のようなもの。
【人間は難しいことを理解できないと心得る】
“人は難しいことを理解できない”前提で説明すると、構造化・単純化が自然にできて説明が上手くなる。自分も含め「人は皆ある程度愚か」と思っておく方が丁寧に伝えられる。
【東大生の思考法:賛成と反対の両面を書く】
常に賛成・反対の2つの意見を用意し、多面的に物事を見る訓練をしている。これにより偏らず、バランスよく情報を扱えるようになる。
【マクロとミクロを行き来するのが頭の良い人】
本質を掴むには、大局(マクロ)と細部(ミクロ)を往復する思考が不可欠。頭の良さの差は、この「行き来する努力をするかどうか」で決まる。
【本質とは“何でもできるようになる1つのポイント”】
本質さえ理解できれば応用が効く。しかし本質は見えにくく、掘り下げる努力をしなければ到達できない。だからこそ本質をつかむ訓練が重要になる。