あらすじ
出版業界の売上が半減した25年間に、
驚異のミリオンセラー8冊、海外版2500万部を達成!
『人生がときめく片づけの魔法』『生き方』
『脳内革命』『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』など、
メガヒットを生んだ知恵と経営を初公開
なぜ、社員数50人にも満たない小さな出版社が、
ベスト&ロングセラーとなるヒット作品のみならず
全世界を相手にしたマーケティング戦略を可能にしたのか?
その裏側で培われてきたものづくりのスピリットと、
長年にわたって構築・実践してきた数々の企業指針を
代表取締役社長自らが満を持して綴った話題の書。
「簡単にヒットが生み出せるような法則などありません。
ただ、そこに近づくヒントはあるのではないか。
そのために個人個人は何をするべきか。
会社はどうすべきか。経営者はどんなことを意識すればいいか。
社内でどんな取り組みをやっていくべきなのか……。
その模索は、ずっと続けてきたつもりです」(「はじめに」より)
初めて公に明かされる「サンマーク出版かるた」に基づいた構成で、
出版業界に限らず、日本のものづくり、商品づくりの世界をはじめ、
さまざまな業種に携わる人たちの心に伝わる内容です。
新しい価値観や人生観が求められる時代だからこそ
必要とされる情報が満載された一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
サンマーク出版のコンセプトは「手のひらに、一冊のエネルギー」だそう。
読む人に元気になってほしい、プラスになってほしいということが伝わってくる素敵なコンセプトだと思う。
ベストセラー、ミリオンセラーを生むというのは簡単なことではない。
だがこの本を読んでいると、できることはすべてやって「無理」だと思う限界意識を突破しようという熱い気持ちが伝わってくる。
心底読者のことを思って本づくりをしている純粋な気持ちが読者にも伝わるのも、ベストセラー頻発の理由なのだろう。
この心配り、気持ちの熱量は他業種であっても参考になると思う。
「正解」は自分で作るものだ、と改めて感じさせられた。
文章が読まれること、売れることを常に意識してきた方の経験・言葉なので、書き方の学びにもなる一冊。
Posted by ブクログ
「思うことかはすべては始まる」
一冊にワンワード、それが残ればいいと速読マスターに教えてもらっている。それ以来、そうしているが、この本はまさに上記のコトバ。
How が分からなくても、思わんとしゃあない。
誇大妄想して叶わなくても誰も損しない、だから思う。心に思ったとおりになる、これが真理なんだから。
逆に自分が思い続けられる、強く思える、エネルギー高い思いは何か?
『本然』=本来そうである状態、自分がここちよく落ち着ける状態で、思い続けらるものは何か?
けったいなものを生み出すために、ヘンタイになって世のため人のために与えていきたい、磨いていきたいものは何か?それは自分が完璧にできてないことでいい、自分も目指していくことが大事、そういうものは何か?それをシゴトにする。
仕事は人生の砥石、シゴトによって人生が磨かれる、そういう生き方。
これらが私の心に入った、インストールされました。
私も病人に持っていける、田舎で売れる本を書きたい。書くというのは掘っていく、深めていくことだから、曖昧さが明確になって自分の学びにもなる、学んだことを血肉にしていくしんどい作業だから二の次になるが、そこを超えて、感謝をもって世にだしたい使命感みたいなのが要るんだと思う。
自分が使命感をもって注げるもの、思えるものが何か、何を削れるか、心を定める、ここが始まり。
素晴らしい本です。
Posted by ブクログ
サンマーク出版社長による、出版に従事する人たちに大事にしてほしいことをまとめ格言「かるた」をもとに書かれた仕事の指針
まずは「そう思うこと」からといった気付きや、各種人生訓、製造や出版論、部数の伸ばし方、本の編集者論、会社の経営者論について書かれている。
最後に25年間のベスト&ロングセラーが掲載されていて、これがまた読書を誘う
Posted by ブクログ
出版関係者は読んでおいて損はないと思う。苦労話があっさりしていてもっと知りたいが、代わりに成功体験がしつこくないのでよいと思う。
海外の売上が半分というのは、出版が生き残るヒントと思う。ブラック環境も多い業界だが、社員が成果を出す前提で手厚くする方がいいと確信できた。
Posted by ブクログ
京セラ創業者の稲盛和夫氏の本を読んでいるような心地がする本。
思いを強く、粘り強く行動する。あきらめてはいけないとつくづく思った。
印象深いところ
✅ヒットする本の共通点は、「病人のお見舞いに持っていける本」
✅元気をつけてくれて、前向きになれて、ページ数も手ごろな本がヒットする
本だけではなく、あらゆる物にも同じことが言えるのではないか。、