あらすじ
日本の東京に住むベルナール・千代古は都内の百貨店で、チョコレートバイヤーとして勤めていた。だがある日、会社が買収されるという噂を耳にする。そして会社では買収を防ぐためのある作戦が実行されていた。その作戦とは、幻のチョコ『ヴァレンタイン・イブ』を見つけ出すこと。千代古は会社のため、友人のために奔走することとなる。
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甘いチョコをめぐる甘くないお話
いつでもどこでもチョコを食べられる中でも、やっぱりバレンタインデーには特別なチョコを贈ったりしたいもの。本作は、その特別な中でもさらに「幻」のチョコを巡るお話ですが、ビジネスが絡んでいるだけに「甘く」なく、しかし大人の苦味と熱さがあります。
チョコに対する造詣の深さやお話のスケールも含めて、甘いものがお好きな方、大人のワクワク感を含めた、一風変わったバレンタインデーのお話を楽しみたい方には是非オススメです。
また、コロナ問題以前から苦戦が伝えられる百貨店の、百貨店ならではのプライドも見えるお話になっている点も個人的には高評価です。