あらすじ
「大人になったら、どんな仕事にも就けるはず!」……そう思っていた主人公たち(小学生)も、今や大学生。現実は、甘くはなかった。3人の大学生たちの「就職活動」を通して、仕事・会社選び、働くことの意味を伝える物語。涙がボロボロこぼれるほどの感動。
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Posted by ブクログ
子どもが就職活動をするのはまだだいぶ先だけど、世の中の大学4年生はこんなことをしてるというのはイメージできていた方がよいと思い、自分も読んでみた。
就職活動のハウツー本というのは数多く出回っていそうだけど、就職活動中の学生3人を主人公に据えて、その紆余曲折を丁寧に描いた漫画というのは他にないんじゃないかと思う。ボリュームも十分で392ページもあります。非常に力作だと思う。
就職活動はがむしゃらな自己アピールではなく、自分を素直に表現して、採用担当者と真のコミュニケーションを取ること、というテーマにも非常に好感が持てた。この本に描かれているような就職活動ができれば本当に良いと思う。現実はこのようなきれいごとばかりではおさまらないのだろうけれども。
一つだけ気になったのは「人間性」という言葉の使い方。一次元のモノサシのような価値として扱われているように読めたが、人間性は多様性であって高いも低いもないと思う。言いたいことは分かるので、「人間性」ではない別の表現を使っていればよかった。
Posted by ブクログ
就職活動は情報の洪水に溺れて、自分の方針や目的を見失いがち。この本は、就職活動を目前に控えた人や、就職活動中で進むべき道が分からなくなってしまった人の指針になる本だと思う。
マンガなので読みやすいし、息抜きになるのでは。
すでに社会人として仕事をしている人も、読んでみると初心に帰れるので、おすすめ。