【感想・ネタバレ】検証 財界 中西経団連は日本型システムを変えられるかのレビュー

あらすじ

ITの発展やグローバル化は産業構造を大きく変えつつある。財界はどこへ向かうのか? 読売新聞に長期連載された大型企画の書籍化。経団連、旧財閥系グループ、就職活動、春闘、渋沢栄一の経営理念、株主総会、中小企業・地方経済、英EU離脱・対韓経済外交、業界団体など、多角的な視点から財界の現在を探る。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

引き続き、経団連に関する書籍を読んでいる。
「経団連という団体は必要なのだろうか?」という議論がよくあるが、私が経団連に関する書籍を読んでいる理由はそこにはない(その議論に興味がないわけではないが)。検討している修士論文の中で、経済・労働関係の政策決定プロセスを知りたいと思い、その参考に、経団連関係の書籍を読んでいる。政策決定プロセスなので、もちろん、政府とか自民党とか省庁が主体となるが、経済政策や労働政策の場合、政策決定プロセスの中に経済界が組み込まれており、その組み込まれている仕組みがどのようなもので、どの程度の影響力を持っているかを知りたいと思っている。
本書は、読売新聞の記者が書いたもので、読み物としては面白いが、もう少し、政策決定に係る、もう少し実際的なもの(実際の政策決定プロセスの仕組み、公的に決まっているもの)を次は読んでみようと思う。

0
2025年01月24日

「ビジネス・経済」ランキング