あらすじ
「働き方改革」とともに推進される「産休・育休」「時短」「女性管理職登用」――すべて「勘違い」の宝庫である。誰が勘違いしているか? 法・制度をつくる国、それに従おうとする会社・雇い主、そして、働く女性自身である。
女性が仕事を持ちキャリアアップしていくことはもう当たり前。しかし一方で、女性が働き続けようとすると、未だに様々なハードルにぶつかるのもまた現実である。
育児と両立できずに仕事を辞めざるを得ない人。
非正規で働きながら「がんばっても先が見えない」という苦しさを感じている人。
正社員でも、「会社の方針が旧態依然としていて、思うように仕事ができない」とストレスを抱えている人。
本書は、人材育成インストラクター歴25年、5000人の研修に携わってきた女性向けキャリアアドバイザーが、研修で出会う女性達から寄せられる悩みも踏まえ、働く女性の先輩として、新しい時代の女性の働き方をやさしくアドバイスするもの。
結婚、子ども、昇進、やりがい……「どうせ私なんかには無理」と勝手に決めつけて、自分で自分をあきらめてしまうのは「もったいない! 」。自分の長所に気づき、能力を活かして、もっと充実した幸せな人生を送るために、やりがいのある仕事を持つことの大切さ、どうすればそれができるのかを、「働き方改革」の上手な活用と実践をヒントに具体的に解説。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために知っておきたい知識もふんだんに盛り込みながら、「幸せな人生」を目指して頑張る女性を応援する一冊である。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルがゴツいけれど全力の励ましと生きるヒントと具体例が詰まってる。なのに分かりやすく簡単に書かれている。筆者の経歴欄に細かなことが書かれていないからイケイケのモーレツ社員だった人かと勘違いしていたけど、筆者自身が行き詰まった経験や他の女性管理職の意見を参考にしているからものすごく具体的。
女性を可哀想と言って男性が悪いと言うんじゃなくて、女性として出来ること感謝がないといけないこと、男性ともどうやって協力して頑張るかの視点を忘れていないところが実に具体的でグローバル。
女性だけでなく、行き詰まってる人や女性の考えていることが分からない人も読むと良いと思う。
今ベストセラーとなってるマインドフルネスやエッセンシャル思考、コロナの後の働き方、少子化…全てのテーマに通じることを簡単な言葉で書いている。
とりあえずやってみる、チャレンジに年齢は関係ない
どうせ無理と諦めるんじゃなくて、社会に求められる人になること。好きなことをして一生懸命打ち込んで生き生きしてることだって求められる要因。
自分の時間を切り売りしてお金を稼ぐ副業よりお金にならなくても成長につながることをやると良い
SWOT分析(strength, weakness, opportunity, threat )
Posted by ブクログ
働き方改革で残業で稼いでいた自分が直に影響を受けている今、ふと目について読むと大半の女性が影響を受けている事を知る。そして空いた時間を何するのか、また自分は何をしたいのか悩んでいたので何でもいいから続ける。靴をそろえる事を続けた人は丁寧にものを扱ったり、細かいところまで気づくようになったり毎日続ける意義があるのと、成長を意識しながら生きるなら好奇心旺盛で学ぶことに意欲的、生き生きした年寄りになり、立ち止まるなら嫌われ老後を送る羽目になるとのこと。なにをするかわからないと立ち止まるのではなく何か毎日続けるなら道は開けるとあるので毎日、老後も寝たきりならないように走ろう。意味あるのかなぁとか、面倒と思っていたけど続ける意味は後から分かる事を知ったので頑張ってみよう。