【感想・ネタバレ】2200年ねこの国ニッポンのレビュー

猫葉りて

「2200年、人類の少子化が進んだこの国は――猫の国になりました。」これは猫も話し、学び、働くようになった近未来で暮らす、女子高生と飼い猫の物語。女子高生・麦島さんの飼い猫・ソラは、「麦島さん」と飼い主を苗字・さん付けで呼ぶ。理屈っぽいソラだけど、猫らしく気まぐれなところもあって振り回される麦島さん。でも、人より猫な世界で暮らすのは、思ったより幸せです‼

[ブクログ · ★★★★★]

2025/04/05
p.72
やりたいことを我慢するのなんて人間だけですよ
寝たいときに寝て　好きなときに遊ぶ
それが幸せな人生なのです

ねこのように気ままに生きよう♪

[ブクログ · ★★★★☆]

少子高齢化が進んだ日本では、猫が中心の社会になっていて…？
登場する猫ちゃん達が、普通に人間と言葉で会話をしているのが新感覚で面白い。
発言ひとつひとつが天然の度を越していて、飼い主をちょっと困らせている場面にほっこり。
猫用のホラー映画が印象的。
吠える犬に唸る掃除機…人間が見てもちっとも怖くないけど、猫からしたら鳥肌ものなのか…。
猫中心の社会、悪くない。