【感想・ネタバレ】5分で読書 最後はかならず私が勝つのレビュー

あらすじ

ポップでポジティブなどんでん返しを集めた、小中学生向け短編集「5分で読書」シリーズ『最後はかならず私が勝つ』。

「ワン・ハンドレッド・ガール」
僕は彼女と賭けをする。彼女は定期試験で全科目100点を取れるのか? これまで負け続けてきたこの賭けに、どうやら最後は負けるわけにはいかなくなって。

「笑葬」
「葬式の最中、きみたちは笑ってはいけない。最後まで笑わなかった者に、僕の遺産を全部くれてやる」。おじいちゃんが仕掛けた衝撃の葬式が始まった。

「最終選考」
どんなことをしても絶対に、私が合格する。「どれだけ演じる役になりきれるか」というお題の、演劇の最終選考。果たして勝ち残るのは?

「語彙力が高すぎる世界」
西暦2200年、地球では、言葉を使うにはその言葉を購入しなければならなくなってしまった。貧しい僕は、新しいコミュニケーション方法を生み出すけれど……。

など、全12作品を収録。それでも、最後に勝つのは私。そんな、明るくなれるどんでん返し!

「学校の朝読で読みたい短編小説」を募集した「『5分で読書』短編小説コンテスト」の「大賞」受賞作、「優秀賞」受賞作も収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、評価が5の理由は想定外の出来事が起きてとても面白かったからです。「最後は必ず私が勝つ」は、最後に逆転ラストがある物語です。特に、僕の中で印象的だったのは、「時奪いの魔女とあなたの話」と「美味しいカプセル」です。「時奪いの魔女とあなたの話」は、ある魔女が奇跡の少年の寿命を伸ばすために、5分だけ読んでいる時間を奪うと言う話でした。
「美味しいカプセル」は、ヨコタという泥棒がシェルターにある食料カプセルを、過去から来た料理を教えるためにきた鈴木という、料理人のふりをして、盗むという話でした。

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2023年09月03日

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