【感想・ネタバレ】境遇のレビュー

あらすじ

デビュー作の絵本『あおぞらリボン』がベストセラーとなった陽子と、新聞記者の晴美は親友同士。
共に幼いころ親に捨てられ児童養護施設で育った過去を持つ。
ある日、「真実を公表しなければ、息子の命はない」という脅迫状とともに、陽子の息子が誘拐された。
「真実」とは一体何なのか。そして犯人は……。巻末に絵本『あおぞらリボン』(文・みなとかなえ 絵・すやまゆうか)を収録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/02/18

こんなに続きが気になった本久しぶり。
自分がアホなだけかもしれないけど全く予想できなかった。
全然後味悪くなかった。
素敵な物語。

人の温かさとか好きな私にはいい作品だったけど、評価が低めなのはゴリゴリドロドロのミステリーを求めてる人が多いからかな?

0
2025年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

湊かなえ作品の中ではあまりイヤな気持ちでおわらなかった作品、二人が友人になったのは境遇ゆえなのか、違うと信じたい

0
2026年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結構すぐ終わった。
薄々犯人が晴美ではないことは気づいていたけど、裕太を誘拐した理由や陽子太刀があっけなく許してしまったことから、驚きも薄く、パンチが弱いなと思ってしまった。

0
2025年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の陽子は一人息子を誘拐されて大親友の晴美と息子を取り戻すべく奔走…みたいな始まりなのだけど…

最初は主人公の陽子は殺人犯の娘で親友の晴美は被害者の娘かと思いきや、実はそうではなく立場逆転。
…と、そこで終わるのかと思ったら、陽子は被害者の娘でもないと、終盤に匂わせみたいにちょこっと書かれてて、ん???じゃあ結局のところ陽子のルーツはわからないままってこと?

読みやすくてサクサク読めたし、確かに面白くはあったけど、最後はちょっとモヤモヤしてしまう私であった…

0
2025年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

湊かなえにしては、ゾワゾワモヤモヤ感が少ない。誰も殺されないし幸せなエンディング。
陽子と晴美、保護施設に預けられた2人。2人のお母さんがどんな人なのか、最後までひっくり返る。
お父さんは殺された方と殺す方。
ドラマではりょうと松雪泰子が演じているらしい。気になる。

0
2025年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人が陽子であることは想像できた。晴美側が加害者家族に入れ替わるまでは想像していなかったが、にしても陽子が犯人ながら捜査に協力的過ぎないか?別に告白さえしてくれれば犯人となるのは構わないのか。結局晴美のせいなのに裕太のためとはいえ晴美は数年後新聞で告白だけ、お咎め無し過ぎない? ただいつもよりはほのぼの読めた。


絵本あおぞらリボンで陽子は絵本作家デビュー。同じく養護施設育ちの晴美は親友だが、あおぞらリボンの話は晴美が捨てられた時母が書いていたもの。
陽子の息子裕太が誘拐され、脅迫状には真実を公表しろ、樅の殺人木事件がヒントとある。加害者の妻として下田弥生が浮上し事件後施設に子を預けていたことも発覚。事件で被害者妻は自殺している。
テレビ番組で陽子は殺人犯の娘と公表、合わせて夫の地方議員事務所の不正についても公表。
誘拐犯は晴美だった。残された青いリボンと「空から見守っている」ラストから母が死に、自分は事件の被害者家族、弥生を尾行し陽子の名を出すと動揺したことから陽子を加害者家族と判断。
しかし陽子の「青いリボンを残されたのは親友」という告白を聞き弥生は娘は陽子だと告げる。
晴美の自白は裕太のため陽子に止められ、裕太の成長後新聞で告白、陽子の親は被害者家族ではなかった。

0
2025年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

共に親に捨てられて、児童養護施設で育った過去がある者同士ということでお近付きになり友達になった陽子と晴美の友情物語。

途中で事件が起きるものの、犯人の目星は大体の人がつくのではないだろうか。
生まれは同じでも早い段階で富裕層に養われていた陽子と、高校生まで施設にいた後自立して新聞記者として働いている晴美では、陽子は同じ孤児だから私達友達なのかな?と疑問を口にしていたがそうではないだろうと突っ込みたい。
冒頭から紹介される絵本「あおぞらリボン」がキーアイテムだが、身内が勝手に応募したとはいえ、私が晴美だったら一悶着あるか、距離を置くかもしれない。

実の親が何者なのかというのもベタな展開ではあったが、その点でも晴美の気持ちもわからないことは無いが、それ以上にやはりあおぞらリボンの方が苛つく。

0
2025年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『告白』に代表される、なんともいえないとろりとした重苦しさに胸がつまる感覚を勝手に期待していたので、正直読後感は湊かなえっぽくないなと思ってしまった。制限の多いテレビドラマありきで描かれた作品のせいだろうか。
それでも、限られた登場人物と極めて狭い空間設定にも関わらず、「こうだろうな」という予想をさらにひとひねりで超えていくストーリー性は流石だ。

新聞記者の晴美はひとつひつ証拠を積み重ねて安易に判断しない慎重さがあるのに、ずいぶんと見通しの甘い計画を立てたものだなと思う。扱いやすい子供だったと自負しているが、陽子に気づいてほしいと願う姿は、まるで構ってほしいと問題行動を起こす子供のようだ。緻密さがないのは、動機が心底の悪意とは程遠いからだろうか。誰もがその境遇なりに大切に思い守りたいものがある。ただそれだけ。
陽子にりぼんを結びながらかけた台詞とは裏腹に、境遇にずっと囚われていた晴美。陽子はまさに"茶色坊や"なのだろう。でもその陽子も、親友である晴美が結んでくれたりぼんを、まさにダンボのカラスの羽のようにして新しい境遇へと飛んだのだ。

絆だなんだと語るのは苦手だ。
それでもとろりとした重苦しさのかわりに、風に揺れるりぼんにふわりと頬を撫でられたような、そんな心地も悪くない。
遥かモロッコの土地で、「また戻ってこられるお守りがわりだよ」と手首に巻かれた毛糸の紐を思い出した。

0
2026年03月05日

「小説」ランキング