感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
湊かなえの本は本当に読みやすい。
この作品は嫌な人が出てこない。
境遇とは、その人の一部であり全てではない。
静かで、読後感の良い爽やかな話だった。
Posted by ブクログ
同じ境遇を持つ2人。
ある一言で真反対の境遇を持つ2人になるかと思ったけどそうでもない。
特別収録されていた絵本が良くてカラーの絵を見ながら読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
陽子と晴美、同じ境遇で仲良くなった2人。陽子は議員候補の嫁で息子もおり順風満帆に見える生活。晴美は新聞記者。ある時、陽子の息子が誘拐された!犯人の要求は世間に真実を公表させること。その真実とは一体なんなのか、、
この物語では主に陽子と晴美2人の視点で描かれている。同じ境遇から仲良くなった2人だが、もしも違う形で出会っていたら仲良くなっていたのかという問いかけが印象的だった。
Posted by ブクログ
政治家の妻である陽子と、新聞記者である晴美は、共に児童養護施設で育った境遇にある。陽子の息子が誘拐されて、政治家の事務所に脅迫状が届く。犯人と息子を探していくなかで、陽子と晴美の両親が何者なのかが浮かび上がっていくお話。
物語終わりでは、事件の真相を10年後に公表しているようだ。陽子と晴美が過去の境遇を隠さず、裕太など次の世代に語り継いでおり、希望のもてる終わり方だった。
Posted by ブクログ
湊かなえは安定に面白い。これは終わり方に毒がないタイプ。友だちの子供誘拐しちゃうんかーいと思った。二人の人物の語りを行ったり来たりするので、最後2人がどういう気持ちで結末を迎えたのかあまりわからなかった。