【感想・ネタバレ】日本の庶民仏教のレビュー

あらすじ

日本人は宗教になにを求め、なにを信じてきたのか? 仏教は思弁的な教義や哲学、僧侶の支配、また優雅な仏教芸術のみで語られるものではない。インドから中国、朝鮮を経て、欽明天皇十三年(西暦552)に日本に受容された仏教は、庶民の間で不安や苦痛、悩みからの救済として取り入れられ、それぞれの生活や慣習に合わせ独自の伝播と発展を見せた。観音信仰、ヤマ信仰、高野聖にイタコ、踊り念仏、お遍路さん――多種多様な民間宗教の形から、日本の仏教文化を問い直す。(原本:角川選書、1985年刊)

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Posted by ブクログ

ある時から急にむくむくと湧き起こり探求への沼えとハマっていた日本民俗と宗教についての疑問?不可思議に分かりやすく答えてくれる書に出会えた。と思っている。序でに言うと、冒頭記載される「日本の仏教は仏教ではない。」と言う言説とクライマックスっd記載される「全ての現象を日本の言語や民俗で理解するよりも、海外の知識をふりまわすのが、格好いいと思う文化人の習性」と言う著者の態度に僕はいたく共感を覚えた訳である◎充実した読書体験に感謝。良い本です◎

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2022年10月20日

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