【感想・ネタバレ】ニソウのお仕事～推理オタク・まい子の社内事件簿～のレビュー

西ナナヲ / 大橋キッカ

「困り事があったら地下の伝言板に書き込むといい。第二総務部（通称ニソウ）が助けてくれるから」。会社にある、都市伝説のような言い伝え。宣伝課のまい子が半信半疑で書き込むと、ニソウによってトラブルが解決される。しかし、ニソウは社内にないはずの謎の部署。推理小説好きのまい子が、正体を突き止めようとすると、ニソウの人間だと名乗る謎のイケメン社員・柊木が現れる。彼は何者…？ ニソウが存在するワケとは…？ 柊木に推理力を買われたまい子は、ニソウの調査員に任命されて…!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

会社で困り事があったら秘密裏に助けてくれる第二総務部。生駒まいこは半信半疑で助けを求め、実際に助けられ関わるうちに調査員になる。誰かが困っているなら動くけど、たとえ会社の不正があっても自分たちの扱うことではないと判断したら動かない。それぞれの部署が本来の仕事に集中出来るようにする、総務部の仕事の本質、てそこですよね。自動車販売会社のお仕事小説でもある。まあまあ面白いけど、二作目が出ても買わないなぁ。