あらすじ
合理的で冷徹な裏組織のボス・銀次と無口だが忠実な右腕のヤス。 強くて頼れる愛人が欲しいというボスの願いを合理的に叶えるため、 ヤスは自らが銀次好みの女性に見える催眠術をかけるが!? 今回も様々な騒動に2人は巻き込まれる!?話題沸騰・爆笑必至の新感覚極道コメディ!
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Posted by ブクログ
ボスとヤス完結編!!とてもゲイっぽいのに全くゲイじゃない奇跡の展開。
本当にボスはヤスのことをマジで何だと思っているのか。ボスがヤスを本当は小太り中年男性だと知りながら本気で女の愛人扱いできるのは催眠ゆえだと言われればそれまでだが、読んでる方はどう読めばいいのか分からない。
はじめは、なんだかんだでボスが男ヤス本人の魅力にもまいって、ヤスの方はボスへの忠誠心が次第にラブに発展して両想いのラブラブ男男カップルになるBLなんだろうなと勝手に予想(期待)して読んでいたから、最終巻で完全にケムに巻かれた。男女愛ではないし、じゃあゲイかというとそれでもない。もちろんBLではまったくないし。
一貫してヤスはボスに催眠術をかけつづけ、ボスはボスで理想のネーチャンと楽しく過ごしつつ右腕としてもヤスを頼る。それだけ。あえていえば利害関係と多少の友情。
ヤスが美貌の女ヤスになったところで、ゲイの竜が横恋慕してきたところで、2人の間に新たな何かが芽生えるわけでもない。多様性とかどうとか途中で出てくるものの、2人の関係性は一巻の1ページからまったく動いてない。たぶんこの先もどこにも行かない。いいのかそれで。本気で誰かと恋愛したり、本気でぶつかり合ったりしたくないのか…と思ったものの、2人の幸せは確実のようだから、いいのかも?それで???とも思わせる摩訶不思議なラストだった。