あらすじ
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わたしが悪いから、こうなっちゃったの?
警察に行ったらつかまえてくれるの?
相談したら、逆に不利にならないの?
万が一のそのときというのは、なにをどうすればいいかわからないもの。
本書は、【六法+α】の、女性の一生に寄り添う法律集。
憲法・刑法・民法といった六法の中から、女性の一生に寄り添う法律をピックアップ。
さらに、DV防止法、ストーカー規制法、著作権法、軽犯罪法、男女雇用機会均等法……など、毎日を守る大切な法律を網羅しました。
どんな証拠が必要になる? どこに相談すればいい?
あなたが持っている権利を守るために、知っておくと便利な手続きも具体的に解説します。
トラブルにあったとき、「わたしが悪かったからだ」と思い込み、
一方的に自分を責めてしまう人がたくさんいます。
しかし、本当にあなたが悪かったのでしょうか?
あなたはなにか法律に触れるようなことをしたのでしょうか?
相手の行いのほうが正しかったのでしょうか?
「わたしが悪いのかな」
そう思ったら、ぜひ本書をめくってみてください。あなたが再び前を向くきっかけになる「法律」が見つかるかもしれません。
イラストを手掛けるのは 、女の子の等身大の恋する気持ちを表現するイラストレーター・Cahoさん。
電子版特典として、本書のために描き下ろしたイラストをフルカラーでお届けします。
【電子特典:Caho フルカラー描き下ろしイラスト】
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1番ダメなのは【無知・知らないまま】であること。
少しでも何か知ってたら、何とかなることもある。似たような事例に出会ったときに、救われることもある。
自分とは関係ないと思ってても、大事な人が何かあった時にちょっとでも助けになる事があるかもしれない。
沢山の事例と共に知らなかったことがいっぱい知れてめちゃくちゃ勉強になった。
昔に比べたら格段に生きやすくなっただろう女性社会。でも、生きやすくなった…ではなく、みんな平等に生きれる社会にならないとあかん。
女性ってだけで、権利が無かったり、目標を低くせなあかんかったり、泣き寝入りせなあかんなんて間違いまくってる。
もっともっと変わっていく為には、男性はもちろん、女性もみんな意識を変えないといけんなぁと思った。
そして、最終は男性も女性もない、人間として住みやすい世界が訪れますよぉに。
Posted by ブクログ
痴漢は国の対策、法律が不十分だなぁと感じた。いじめはとてもタメになった。これからはいじめられたり、セクハラ、モラハラにあったら、録音やメモをし、弁護士に相談しようと思う。
Posted by ブクログ
女性が巻き込まれやすいトラブルの対処法を
わかりやすく解説してます。
法や制度を知らずに不利益を被らないよう、
全ての女性に一度は目を通してほしいです。
Posted by ブクログ
『おとめ六法』として女性が被害者になりやすい内容を中心に扱ってはいるけれど、ネットでの誹謗中傷やパワハラ、いじめ、不倫、離婚など、男性もためになる内容が多数解説されており、どれも非常に分かりやすい。
また、無意識に加害者になっていないかを再確認することもできるかと思う。もちろん男女共に。
子ども向けに書かれた『こども六法』とともに手元に置いておくと、家族がある方は特によいのではないかと思う。
Posted by ブクログ
”法”で身を守る。中学生からの必読書にしたい。家、SNS、学校や職場などあらゆる場所、あらゆる場面でのトラブルに対応している。
女性だけでなく、中学生(小学校高学年からも必要な子がいるかも点)あたりからぜひ読んでほしい。
「こんな事をされて困った、嫌だった。これっておかしい事だよね?」と不安や恐怖を抱えてきた人も「やっぱりこれはおかしかったんだ」と思える。法で身を守る事を知ってほしい。
NDC 320
Posted by ブクログ
なかなか法律についてわかりやすく知る機会がない中で、この本はわかりやすく解説してくれていたので読みやすかった。
一冊持っていれば、何か起こった時にどんな対処ができるのか、その後の流れもイメージしやすくなっていると思う。
いつ自分の身にどんなことが起こるのか分からないので、とても参考になる本だった。
Posted by ブクログ
〇いざというときのための法律本って、1冊は棚に持っておきたいですよね??ならぜひこの本をオススメ!
現役の弁護士さんが、実際の相談事例や最近のトレンドワードを中心に「こんなときどうする?!」をまとめた、かなりライトな法律本だ。
わたしが面白かったと思うのは、
・p29逮捕された後の流れ
(略式起訴で罰金、ってそんな中途半端な判決はまかりならん!なんて思ってましたが、流れを見て正当な手続きだとみて納得。)
・どこからが不倫なのか、法律的な境界線は
・万引きによる被害額って商品の代金だけ?
いずれも、ふと頭には浮かぶけどなかなか普段解決しない疑問じゃないでしょうか?
最初、この本を手に取ったときには、「自分は男だし、あんまり関係ないんじゃないかなぁ」と思っていたのですが、読み進めてみると、意外とそうでもない。
上記のふとした質問にも答えてくれたし、女性の視点で女性が出会ったときに困るようなことを法律的に解決するとどうなるのか、法律で解決できないときどうすればいいのか、ということがうま~くまとまっている。
知っておきたい法律って、たくさんあるし、本書は203ページある。
でも、203ページで、若者(おとめだけじゃなく、おとこも)生き抜くための知恵が集まっているのだとしたら、結構お得な本じゃないかな、と思いました。
用語もいま起こっていることがふんだんに盛り込まれていて、筆者上谷先生が実際に相談を受けている内容がうかがえるし、なんなら、章のはじめにかわいいイラスト、どんな内容の解説なのかがすっと入ってくる。
ちなみに文学ではないが、かわいい絵とうらはらな昔風の法律用語とのギャップが面白いことも、個人的にはくすっとしました。
法律書を読む機会が多いので、この本はライトな表紙・絵柄とうらはらにしっかり内容があるのが好印象でした!
Posted by ブクログ
女性がまきこまれがちなトラブルに関する法律知識が各種紹介されている
一般的な事ばかりなので、法律知識としての新たな知見はなかった
ただ、そもそもの法律の役割というかを考える切っ掛けにはなったかな
法律では「禁止」はしてないんだよね
「~~したものは~~に処する」という罰をもって抑止してるわけだけれども、その罰を受け入れるんだったらやってもいいという解釈も成り立つわけで
その処罰が行為の影響と釣り合いが取れているかはちょっと疑問
中にはもっと重くてもいいと思うようなものもあるよなー
わかりやすい例で言えば、一人殺しても有期刑かせいぜい無期刑ぐらいで、そうそう死刑判決は出ないわけで
犯罪によって一人死んでるのに、犯人は死なないという非対称性は不公平感がある
だからといって量刑を重くしたところで、いわゆる持つものを持たない「無敵の人」は防げないんだよね
過失という場合も考えると量刑を重くする事が一概に正解でもないだろうし……
そもそも法律って事後にしか使えない
今将にナイフをもったやつに刺されようとしているという状況では何の役にも立たない
あと、未遂犯を取り締まる法律もあるけど、だからといって抑止力としてのものではないしなー
やっぱり自らそういったトラブルに巻き込まれないようにしておくしかないって事かね
それはそうと、読んでよ良かったとは思う
特に、娘には読んどいたほうがいいよと勧めたし
あとがきにも書いてあるけど、「なくてはならない」本というのは納得
そして「なくならなくてはならない」というのも同じくらい納得
そもそも、法律なんてもの自体が普通に生きている人にとって無縁である世の中というのが理想
どんな形であれ、裁判所なんて縁付きたくないですなぁ
Posted by ブクログ
法律を知っておくことで自分を守れる。
自分が被害者になったときだけでなく、加害者とならないようにいう意味でも。
タイトルに「おとめ」とあるように、女性に限らず、小学生や中学生など女の子たちにも読んでほしい内容であった。
Posted by ブクログ
たしかに初心者向けで分かりやすく、かわいらしいイラストもついているのだけれど、ちょっと電車で読むには不向きだった。もちろん、私が自意識過剰で「もうおとめでもなかろう」という気持ちがあるから、堂々と本を開くの躊躇したのもあるのだけれど。
人生にはいろいろなトラブルに巻き込まれることはあるだろう。そのトラブルに巻き込まれたときに、ここに書かれている内容を思い出せるのだろうか。
私はかつて法律を学んだことがある。ここに書かれている内容は、かつて学んだ知識で、おぼろげではあるが、なんとなく分かる。もちろん知らなかったことだってあったし(ワンストップ支援センターなどは初めて知った)、法律が改正されていることだってたくさんあるだろう。
それでも、法律の内容を書いていくよりも、判例を書いたケーススタディの方が実際の知識として、頭に残りやすいのではないかと思う。我が身にもし、起こったら?を考えやすいのではないだろうか。
Posted by ブクログ
後輩からの課題図書。笑
(よみましょう!と、お勧めしてもらいました)
高校生くらいの時に読みたかった一冊。
そして、一通り読み終わったけれど、本棚第一線に置き続けるであろう一冊。
女の人が遭遇しがちな事例毎にまとめてあります。小難しい法律の話と具体的な事例を、柔らかい絵とわかりやすい解説で親しみやすくしてくれています。
法律で守られてることを知れる本。
お風呂で半身浴しながら、何回も読んだら、少しは法律を身近にできるかな。
お勧めしてくれてありがとう!