【感想・ネタバレ】シュンペーター 経済発展の理論(初版)のレビュー

あらすじ

イノベーション、創造的破壊という言葉の生みの親して名高いシュンペーター。その代表作『経済発展の理論』は、近代経済学のみならず、経営学、進化経済学にも大きな影響を与えたまさに現代に生きる古典です。
岩波文庫版『経済発展の理論』(上・下巻、塩野谷祐一・中山伊知郎・東畑精一訳)は、1980年に塩谷氏によって改訳され、ロングセラーとなっていますが、原著がドイツ語であり、その母体が戦前に訳されたことなどから、シュンペーターへの関心は、世界の中でも日本が飛び抜けて高いにもかかわらず、多くの読者がその難解さに挫折してきました。

本書は、日本で今まで刊行されることがなかったシュンペーターの代表作の初版を新訳するものです。本書の強みは、下記の通りです。

1 オーストリー学派研究の第一人者であるとともに進化経済学の泰斗である八木教授が、現代人にもわかりやすい表現で解説。
2 原著第2版刊行に際して削除された章である「国民経済の全体像」を新訳。
3 翻訳に当たっては英訳版も参照し、より平易な表現。

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Posted by ブクログ

経済の変化に対して、アダムスミスやケインズは、漸進的で連続的な変化として見ているのに対して、シュンペーターは上記に加えて断続的で飛躍するような変化という見方を教えてくれました。

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2026年03月08日

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