【感想・ネタバレ】面白くて眠れなくなる数学のレビュー

皆様は今まで生きてきた中で、こんなことを考えたことありませんか?
「こんなこと勉強しても将来なんの役に立つの?」「○○なんて使わないから勉強なんてしなくてもいいんじゃない?」
特に数学などの、なんの役に立っているのか一見して分かりにくいものが槍玉に上げられやすいのではないでしょうか。この本は、そんな誰もが1度は考えたことのある命題に、一定の回答を出してくれるような1冊となっています。
個人的に印象に残っているのは「因数分解でセキュリティ」についてのお話です。天文学的数値の素因数分解が難しいことを逆手に取り、素因数を「鍵」として使用することで安全性を担保する、という内容でした。中学で素因数分解について習ったときに、「小さい素数から割れる数を探していく…?意外と数学っぽくない解法だな……」と思った記憶がありますが、素因数分解の一般的で計算が楽な方法が無いからこそ、セキュリティとしての役割も果たせるのだなと納得し、面白いなと思いました。
数学が好きな方にはもちろんおすすめですが、数学の面白さなどが全く分からないという人にもおすすめです。

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Posted by ブクログ

数学の魅力がふんだんに詰まっています。

私は数学が好きなので、もちろん面白く感じましたが、数学が嫌いな友人に、本作の内容を噛み砕いて紹介すると、数学に関心を持ってくれました。

なので、ぜひ「数学が苦手だな」と思ってる方に読んでもらいたいと思いました。



しかし、受験や試験で使える数学の知識はほとんど書かれていないので、参考書としては使えないかと思います。
あくまで、数学を好きになる一歩目の読み物として活用する方が良いかと感じます。

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2019年02月23日

Posted by ブクログ

πとか、αとか知らない文字がいっぱい出てきた。
ぼくが好きな算数と違うもっと面白い算数があることがわかった。もっと知りたいと思った

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2015年01月15日

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無量大数と無限大の違い、タワー数とグラハム数と大学まで理系として数学を勉強してきても知らなかったかなり深い数学の世界や、身近なπ、円周率と世界の関係を分かりやすく説明してくれる本。

理学部などでしか扱わないような深い問題を理解するとはいかないまでも、その面白みまでには連れて行ってくれる良書

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2012年10月21日

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ネタバレ

暮らしのそこここにある数学を面白く、読みやすく、様々な事例で紹介しています。最後の数学者 岡 潔のエピソードはとても興味深くて、岡潔の『春宵十話』をこの次に読むことにしました。

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2012年07月22日

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ある程度数学の知識がある人にとっては、数学の公式の持つ意味の解説のようで、興味深く、スラスラと読める本ではありますが、数学が根本的に嫌いな人にとっては少し難しく感じる本であるなと感じました。

本書の冒頭にある、文字の美しさ、文字を大切にする心の話にとても共感を持ちました。

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2019年09月25日

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ネタバレ

数学科の知人に借りた一冊。私自身も理系だが工学分野専攻のため今までの授業で深く数学を学ばず、計算の手段程度の意識だったので、数学そのものへのインセンティブを与えてくれる面白い内容だったと思う。数学とはいえ二ケタの掛け算にはじまり円周率や無限の考え方についてなど親しみやすい内容かつ各章が短く読みやすかった。(私としてはいくつかのテーマはもう少し掘り下げてもいいかと。)中でも、無限についてはとても興味深く他の書籍を探してより理解を深めていきたい。個人的な話をすると、私自身これからより専門的な勉強を始めていく手前だったので、これからはもっと「数学」に注目して勉強を進めていくのも面白いなと感じた。

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2016年07月01日

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確かに、面白い。数学に関する身近な話題や、ロマンチックなお話などが小分けに説明されており、読みやすい。

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2016年03月05日

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ネタバレ

本書は、日常にあふれている数学の活用を通して、数学の面白さや美しさを紹介する本です。

数学が苦手だった経験をもつ人は多いと思います。
自分もその一人です。
数学は苦手で、数学ってなかなかとっつきにくいイメージがありますが、教科書にはのっていない数学の面白さが提供されています。

授業で数学をやるときに「数学ってなんだ?」「数学の面白さって?」ということを追究しようと思いました。
しかし、いきなり難しい本は挫折するからやめておこうと思い、タイトルから本書をとってみました。

授業者として数学の面白さを知るきっかけになったため、この作者の本をもっと集めて広げていこうと思います。

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2013年07月01日

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こういうの楽しい。でも、数学者にはなれないか。

・1729は三乗数の二つの和として、二通りに表すことができる最小の数である
・2より大きい全ての偶数は、2個の素数の和である
・1*1=1 11*11=121 111*111=12321 1111*1111=1234321

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2013年04月06日

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私たちの生活は数字なしでは語れません。普段当たり前のように使っている「メートル」はフランス革命で生まれました。それ以前は統一された単位はなかったそうです。
知れば知るほど数字は奥が深いです。学生の頃数字を疎かにした人にこそ読んで欲しい一冊です。

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2013年01月06日

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これを学生時代に読んでたら、役に立っただろうに・・・
数式の読み方がどう考えても英語のほうがわかりやすい

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2012年08月12日

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数学が社会にどう役に立つのかについて身近な事柄や歴史的経緯から理解できる。最後の岡潔の引用は特に学びがあった。

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2022年04月12日

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いや、これは面白かった~面白くて眠れなくなる数学・暮らしは数学で満ちている・ロマンチックな数学・~書き手の能力に依るのだろうね。クレジットカードの番号の秘密が面白かった

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2021年08月08日

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★★★
今月8冊目。
私は数学の天才です。
なんせ都立入試数学35点、他の4教科90.100点でしたから、、
という程嫌い。
でも大人になってのこの本は面白かった。

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2020年05月15日

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数学に関するいろいろなトピックスを紹介した本。ひとつひとつのトピックスが簡潔にまとめられており、読みやすい。やや内容が薄い。
「「Luhuアルゴリズム」:クレジットカード番号など、番号が正しいかどうかを判別できるように作られた数字の並び」
「A0用紙は1m2、B版はA版の1.5倍の面積」

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2018年11月13日

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数学は好きだけど、苦手でした。
唐突にコレオボエロ!と言われている感じがするからです。
小学校6年間やってきた算数が覆ることもあるし。
中学の勉強ってそういうもんだと言われてしまえばそうなのかもしれないけど、納得できないというか、腑に落ちないです。
この本はその納得できなかったり、腑に落ちなかったりするところを教えてくれました。
ただ、読むにあたりある程度の知識は必要かなと思いました。
高校1年生のとき、テストでビリ常連だった私は読むのにちょっと苦労したところがありました。
でもでも、その苦労よりもずっと面白さが勝ります。
「数学は美しい」と熱弁していた高校時代の先生の気持ちがわかったような気がします(その先生は椎名林檎の曲も美しいと言っていました。蛇足)。
私がもしも教える立場になったらコレオボエロ!だけでなく、この本のような美しい数の世界があることを教えられたらいいなと思います。
教えられなかったときは、そっとこの本を差し出すことにします。

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2017年06月26日

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数学その背景について気楽に読めるように書かれています。数学という学問がどのようなものなのか。豆知識として使える簡単な内容を通して、数学に楽しんでもらう方法を知ることができます。いろんな天才が挑んできた、数学の難問の歴史とそのレールのドラマは面白く読ませていただきました。また1+1=?の色んな回答を知ることは、物事を多方面から見る習慣を付けるために数学を勉強するのだということが分かり易く感じました。内容は簡単ですが、数学の魅力を知ることが出来、アレルギーがあればそれを少しは解消できるのではと思える内容でした。

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2017年01月02日

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実用的な内容ではなく、雑学的な内容。それなりに面白く読めたが、雑学の中でも役に立ちそうな雑学は少なかった。

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2015年07月25日

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結構面白かった
最初の方に書かれた、数学の導入の部分で
そもそもその記号の意味をしっかりと教育していない日本のやり方としっかりとこの記号の意味を英語に置き換えた際の意味、ニュアンスの伝わり方 この違いがすごく面白かった。 
数学を分からないからって逃げてきた人
実は英語がわからないからって逃げてきた私と対して思考回路が変わらなかったようだ。

ちょっとしたことなんだけど伝えることの重要性、意味を理解することの大切さ
そういったものを数学を題材に示してくれたので、私個人としてはすごく理解するに至った。

ただ、数学って奥が深い
発想の転換だけでも相当な問題解決につながることも示されており、やはり「考える」「考えぬく」ことの重要さを改めて感じるに至った。

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2017年01月09日

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「数学」というより、数の不思議という感じ。自然界の物体や事象に潜む数を、身近なものから宇宙まで題材に取りながら紹介している。

平易な文章だがら初学者でも楽しめるだろうし、分野が広いのである程度数学を学んだ人でも楽しめる。

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2014年05月31日

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自然数、無理数、虚数、円周率などが解説されている。
中学で習った因数分解なんて、意味ないって思っていたけど、カードの暗証番号のセキュリティに使われていたり、A4用紙は1:√2の関係とか、学校でもこういう風に教えてくれれば数学嫌いにならなかったかも。。

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2014年05月18日

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数学が嫌いになったのは、責任転嫁かもしれないが数学がまさに「受験のための数学」という授業で、実生活にどうつながるか、使う時があるのかという疑念があったからである。この本はそれを全て解消してくれるほど親切な本ではないが、多少数学への興味がもてる。とはいえ、クレジットの会員番号には法則があるとか、暗証番号に因数分解が使われてるとか、豆知識程度。でも、そんなことを取り混ぜて授業する先生に習ってたらなぁ・・・。

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2013年11月09日

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数学を巡る人間ドラマの紹介。確かに数学ってのは面白いし美しい。おれは天才の開拓した数学の世界を垣間見るだけで充分。

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2013年08月20日

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少ないネタを薄めて伸ばした感じで、わりと眠くなるかも。ページ数を1/3程度にして内容を絞り込めば飽きずに読めるかな?惜しい感じ。

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2013年05月06日

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面白かったけれど、「眠れなくなる」のは面白かったせいじゃなくて、課題に対して少しだけ解説があって、肝心の知りたくなったところはほとんど言及されていないモヤッと感のせいのような気がした。

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2013年04月07日

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数学が苦手過ぎて買いました
学校にもってたら色んな人に
「眠れなくなった?」って聞かれました
数学の色んなことに触れて面白かったです
簡単暗算とかガウスの話とか好きです
でもまず単語や式がわかんなくて…
数学好きな人はもっと面白いと主ます

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2012年11月12日

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『201208 数学強化月間』

興味深い数の話。
いろんな数について、ほんの入口の紹介で終わっているので理解するには至らない。
「1+1=」の答が何通りも出てくるのは面白かった。

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2012年08月04日

Posted by ブクログ

気軽に読める感じです。ちょっと数学に興味を持ち始めた中高生なんかにはピッタリの本だと思います。
クレジットカードのカード番号には法則があって、カード番号の入力ミスがすぐに分かるようになっているという話が面白かったです。
早速、自分のカード番号を確認しちゃいました。・・・なるほど~です。

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2012年06月23日

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あまり内容が濃くないので、すぐ読み終えてしまった。ちょっと肩透かしかも。数学が嫌いな人には、ちょうど良いのかも。

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2012年06月09日

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「感動する!数学」が面白かったので読んだのですが、目から鱗的な数学の楽しさを紹介するのではなく、数学史を紹介する内容だったので、望んでいた内容とは違ったかな。

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2012年04月26日

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