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Posted by ブクログ
「アメリカにおけるブルーカラーには能力主義が反映されにくい」ということが、イメージとしては職務給がある以上、なんとなくイメージにはあったものの、それが裏付けられるような形になっている。であるがゆえに、現場が主役になりづらい状況におかれている
そして対比する形で日本は年功制等をベースにしつつも、内部労働市場の整いの観点から、意外にも能力主義としての職能給が反映されている。それがたまに現場レベルでのカイゼン活動なども行なうモチベーションが生まれる、という理屈。
一方で、自動車産業における「ホワイトカラー」においてはどうなのであろうか。ここもアメリカにおいては職務給である?はずなのだが、プロ野球のように出来高でのストックオプションなどインセンティブがあるのだろうか。
最終で触れられている「日本の行き過ぎた職能給」と反する形で対比するような内容に興味がある。グローバルでの事業性と地域軸をうまくマトリックスさせる、少なくとも土台を作るのはやはりHQであると考えているが所以だが。