あらすじ
銀種という種族の軍人・ネスは、帝都から来た人間の少佐・フィキが自分の護衛官となることを聞かされる。人間嫌いで彼に反抗的な態度をとるネスだが、敵との戦いで瀕死の重傷を負ってしまう。銀種の傷を癒すことができるのは、たった一人の【絶対者】だけ。ネスはフィキに強引にキスされ、その契約を交わしてしまう。さらに契約の影響で、毛嫌いしているはずのフィキに欲情してしまい――。 笠井あゆみ先生の美麗なイラスト入り♪
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Posted by ブクログ
生の価値観の違い、人間を嫌悪しながらも、絶対者となる人間と契約をすると番のように全てを委ねる銀珠、ネス
目的を持って左遷されて来たエリート少佐、フィキ
互いに出会った瞬間から惹かれあいながらも、委ねる事に怯えるネスに心のままに迫るフィキの攻防が善き
とても簡潔で、短い文体でほんとうに読みやすかったです。
でも、ファンタジーぽっくて、なじみのない世界感や設定だったので、消化にちょっと時間がかかりそうです。
それに、見慣れない世界観を読者に納得させるためなのか同じことを何度も繰り返しで言っているような気がしてちょっと退屈でした。
Posted by ブクログ
はじめ、「どんな話じゃ?」って感じだったんだけど、最後には「面白かった」で終わった(笑)。
フィキの母上が豪傑で美しく、ちらりとしか出てこなかったのが残念!
災種というのは、現在の状況にも通じることもあるよう。
解決策のない対ウィルス、対自然災害に、銀種とは違う解決策が見つけ出されるといいなと願う。
続きがあったら読みたいな。
もちろん、母上がたっぷり登場してほしい!