【感想・ネタバレ】「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすにはのレビュー

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Posted by ブクログ

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<目次>
はじめに
第1章   後輩たちに「社会を生き抜く武器」を与える
第2章   根拠にもとづいて話す。選択肢を与える
第3章   「尖った人」を生み出すための高等教育
第4章   正しい「人間洞察」を前提にした社会人教育
おわりに

<内容>
日本生命→ライフネット生命→APU学長、と進化し続ける出口さんの「教育」の本。といっても、学校だけでなく社会人の教育も含む。「教える立場の人」が対象の本だ。
教育の目的は①自分の頭で考える力を養う②社会の中で生きていくための最低限の知識(武器)を与える という。教育界にいて、②は与えていないと反省している。高校生必修の現代社会の教科書は、税金の意味や選挙の意義やお金の基礎など教えていない。これは言い切れる。形だけの説明に終始し、実態は何もつかめない内容だ。そこは何とかしたいところだ。①はALをやればよさそうな処だが、そう単純に行かないのが人間だ。学校的には「エピデンス」のつかみ方をもう少し丁寧にやりつつ、自分たちでテーマを考えながら、その練習をできればな、と思っている。

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2020年07月06日

Posted by ブクログ

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”高校を「偏差値コース」と「変態コース」に分ける”は唸った!いわゆる偏差値的な勉強をほったらかして、何時間もギラギラした眼でポケモンの絵を描いている9歳の息子も、これからはやさしく見守ろう。

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2020年06月01日

Posted by ブクログ

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出口学長が考える『教える』ことについての本。

日本の教育は、先進国の中でも最低レベル。
さらに、今の日本人は、新しいことを学ぼうとする意欲がない。これから、ますます自分で考える力が必要になっていく時代なのに、そこを伸ばす投資をする余力もない。これからの日本を支える人材を育成する思い切った投資が必要だと思った。

とはいえ、そんな自分も社会人5年目あたりまで、自分で考える力が全くなかったと思う。読書を繰り返し、少しはマシになったかと思うが、まだまだ足りない。もっと外国みたいに自由に学べる場や雰囲気が日本にも欲しい!

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2020年05月24日

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