あらすじ
仲間として、ライバルとして同じリングでしのぎを削った『第三世代』の4人が
デビューから現在まで、各々の戦いの歴史を振り返る。
彼らの言葉から浮かび上がる新日本マットの真実とは?
30年近いキャリアで築いた実績と実力で、いまなお根強い人気を誇る『第三世代』の4人。
現在、新日本プロレスは黄金期を迎えているが、アラフィフとなった彼らは第一線からは徐々に退き、
中西学は2020年2月22日のリングを最後にプロレスラー生活にピリオドを打った。
世代闘争・長期欠場など幾多の困難を乗り越え、新日本“冬の時代”に最前線で踏ん張った4人がリングに刻んだ記憶を巡る!
“猛牛”
天山広吉
レスラーならベルトっていうのが常に目標なので
いくつになっても若い世代ともバリバリ戦っていきたいっていう気持ちは強いです
“剛腕”
小島聡
新日本プロレスという壮大な闘いの中で、
常に必要とされる人間でいたいし、ファンに一目置かれる存在でいたい
“ブルージャスティス”
永田裕志
いつも目の前には中西学のでっかい背中があって。
「あの人は不器用だけどモノが違うんだな」って、悔しい目で見てましたよ
“野人”
中西学
地に足ついたレスリングを見せるのもプロレスやし、異次元のものを見せるのもプロレス。
それが一番できるのは新日本しかない
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新日本プロレスの第三世代と言われる4選手(小島、永田、天山、中西)へのインタビューを1冊の本にした内容ですね。結構、最近にインタビューしたものらしく、中西の引退の経緯が事細かく分かって面白かったです。
やはり、一度、新日本から離脱して、全日本に行き、また新日本に戻ってきた小島については、他の3選手(永田、天山、中西)ともに結構、手厳しく語っていて、まぁ、そりゃそうだよな、と思ったりもしました。
一方、数年前に小島が天山にG1出場権を譲った理由が、深く理解できた気がします。
ともあれ、なかなか骨太なインタビューですし、結構、込み入ったことまで聞いているので、第三世代の事が好きな人は、読んでみることをオススメします。
彼らの事がますます好きになると思いますよ。