【感想・ネタバレ】花のお江戸で粗茶一服のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とっても好きな作品でした。青春小説って今の自分を超えるために足掻く人の姿を描くことなんだなあとしみじみ。

主人公の遊馬くんを始め、すべての人がそれぞれに等身大で、自分の持ち場で悩みながら答えを選んでいく様には共感しかないです。

と同時に何かを選んでも物事はあるべきところに納まるという大きな流れも描き出していて、意思によって行動を選んでいくことと天分の中で生きるということのバランスが絶妙でした(好き)

この軽やかでフラットな作風は著者の文体あってこそで、他の松村作品も読みたい。

0
2021年02月28日

「小説」ランキング