【感想・ネタバレ】妖精王は妃に永遠の愛を誓う【電子限定特典付】のレビュー

釘宮つかさ / 尾賀トモ

祖母の遺した商店街の中の花屋を営む蓮樹。
しかし駅ビルに大きなフラワーショップが出来てから、お客さんは減る一方。
そんなある日、金髪で掘りの深いイケメンの男性・光崎が来店し、「すべての花を売ってくれ」と言う。
その不思議な注文もさることながら、光崎に目を奪われ、気持ちがどんどん膨れ上がっていく。
その光崎に助けを求められた蓮樹は思わず「あなたと一緒に行く」と答えてしまい!?

※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。

[yurichitian20 · ★★★★★]

生まれ代わり

まさか生まれ代わりとは
子供までいて
何代も人か妖精か結婚出来る相手に生まれ代わるまで待ち続ける
「過去の妃」じゃなく新たなレンジュを愛した
凄く素敵なストーリー
お互い自分の気持ちが上手く伝わらず、すれ違い、苦しい時もあった
それを乗り越えて「家族」になった

＃感動する ＃ドキドキハラハラ

[ブクログ · ★★★★☆]

寂しさも心細さも圧し殺して、独りで頑張ってきた蓮樹。人のために何かをするのが蓮樹にとっては普通のことなのかな。と思ったけれど、誰かに必要とされることが大切だったのかも。そんな蓮樹が自分のことを想ってくれる相手にであったら、心から嬉しいだろう。理由がわからなかったり、失うことを考えて不安に思うこともあるだろうけど。これからは今までの分も、ウィルバートやマルたちと幸せに暮らして欲しい。