あらすじ
神殿で体を売る女、エッフェル塔と結婚する人、死体とセックスする儀式……。一見理解しがたい風習の中には、摩訶不思議な性の秘密が詰まっている。世界中の奇妙な性習俗を、この本一冊で一挙に紹介!
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Posted by ブクログ
魅惑の性の世界へようこそ――。
神殿で体を売る女、エッフェル塔と結婚する人、死体とセックスする儀式……。一見理解しがたい風習の中には、摩訶不思議な性の秘密が詰まっている。世界中の奇妙な性習俗を、この本一冊で一挙に紹介!
Posted by ブクログ
多様性の時代ということで頭では分かったような気になっていたが、具体的な事例を挙げてもらうことでイメージがしやすくなった。
モラルが時代と場所に規定されることは頭では理解しているのだが、なかなか感覚的に受け入れることが難しい。
Posted by ブクログ
表紙のインパクトで買ってしまった。
世界中のあらゆる国、民族の性に関する風習を紹介しながら、だから私たちが「男女はこうあるべき」とか「結婚とはこうあるべき」とか、何をふしだらとするかなんていう価値観は、何の根拠もないのだ!と断じる。
ちょっと話が極端だな、と思う部分も多々あったけど、読者をだますために極端に書いているわけではなく、「まぁ極端に言うとこういこと」とわかりやすく書いているので許せる範囲。
私が「納得!」と思ったのは、伝統を重んじる日本の相撲の世界についての例。女性が土俵にあがったらいけないとか、「伝統」を理由にいろんな制約があるが、そもそもしきりに時間制限が設けられたのはラジオ放送が始まったからだし、土俵には四隅に柱があったのにテレビ放送のためにそれも取り払っちゃったし、今の相撲の形は伝統でも何でもないというのだ。ずっと昔にさかのぼると女性も上半身裸で相撲をとっていたのだとか。
まぁ、難しいことはおいといても、ただ単純に興味深い世界の性や結婚に関する風習がもりだくさんで、価値観が揺さぶられます。