あらすじ

銭湯帰りに出会ったちっちゃい毛玉の正体は、赤ちゃん犬張子の太助（たすけ）だった！太助が伝助のもとに来たのには、とある理由が…!? 犬張子界のセンパイとして、伝助の腕が鳴る！さらにあかりの会社の会議室で、青木さん＆吉沢さんも太助の子育て（？）に奮闘!?

ブックライブ書店員

子供のころは、できたらなんでも褒められたのに…。
生きているだけほめられたい！皆さん一度はそう思ったことありませんか？

本作は、仕事に疲れたズボラOLあかりを、置物である犬張子の伝助が突如動き出し、「すご～い！！」とほめてくれるという作品です。
本作の魅力はなんといっても、伝助の可愛さです！！
ぷぅぷぅと鼻提灯を出しながら寝てしまう姿や、人間界の食べ物のおいしさに興奮し、フンフンと鼻息を出しながら一生懸命食べている姿。
そして、ぷにぷにの肉球やふわふわモフモフのおなかといった、愛くるしい伝助の姿に癒されること間違いなしです！
そんな伝助に褒められるうちに自己肯定感が高まり、生きているだけで素晴らしい！と自分をほめたたえたくなる作品です！タイトルに共感した人ならば、ぜひご一読ください。

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