あらすじ
中国茶のエキスパートが、中国古代から現代に至る思想家、詩人・文士、皇帝や政治家ら「人と思想」に及ぼした茶の力、それをもたらした茶酔の境地を、体験も駆使して綴る。
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Posted by ブクログ
皇帝献上茶の紫笋茶、陽羨茶、陸羽が著した「茶経」、陽羨雪芽、宋代の白い茶の味のない味、清朝6代皇帝乾隆帝が褒め称えた色なき色の絶品、龍井、武夷岩茶、大紅袍、不見天、水金亀、洞庭碧螺春、君山銀針、鳳凰水仙など、読みすすめる度にお茶に対する興味が増していった。お茶の「重味求香」を確かめつつ、楽しみながら飲むというそういう心のゆとりをもちたいとも思った。
Posted by ブクログ
味のない味を追い求めた皇帝
茶酔といわれる 陶然とした茶の境地
最高の茶の制作を追い求める茶職人
2年越しで探していた茶を送ってくれる中国人
茶だけではなく 器にもこだわりがあり
旅行記のように楽しめます
日本の茶道は 道になり
中国の茶は 思想になる