【感想・ネタバレ】なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23のレビュー

ひろゆき

「時間通りにこなす人は、仕事ができない人」「明日やれることは、今日やるな。締め切りぎりぎりに手を付けるのが一番効率的」など、社会にはびこる“時間の常識”をひろゆきが大どんでん返し！ 時間をゆるく乗りこなす、なまけものな時間術を伝授します。

[ブクログ · ★★★★☆]

全てを真似はできないけど独特な感性でおもしろくてすぐ読み終えた。
ひろゆき見てるともっと肩の力抜いて生きていいんだろうなぁ、とも思ってしまうから不思議だ。

･人間の脳は、頭を使わない単純作業をしているときのほうが、思考しやすいようにできている。
→わざわざ考える時間を作らなくても、なにかの作業中や歩いてるときなどの方が効率がいい

･人間心理として、やるべきことがあるときに、自分の好きなことをやっていると罪悪感が出てくる
→罪悪感を着火剤にする。時間に追われると集中力もあがる

・重要なのは個人が優秀かどうか、どれだけ努力できるかどうかではなくて、いかに勝てる波に乗れるかどうか
→ 個人の努力だけでどうにかしようとすることだけが問題の解決方法じゃない

[ブクログ · ★★★★☆]

簡単に言うと、無駄なことに時間を使わない
ためになることもあったけど、自分が100%真似できるかと言われたらそれは難しいかな

・頭を使っていない単純作業をしているような時の方が思考しやすいようにできてる
・待ち合わせは「遅刻しても罪悪感のない場所」「遅刻されても苦にならない場所」で設定する
・「自分だけの価値を生み出すこと」「優先順位を意識して動くこと」で世の中快適に生きていける、「自分で物事を動かすことに優秀な人」になる
・仕事は頭を使わなくてもできるし、頭を使ってするべきことではない、「体を動かす」ことがメインになる
・仕事で頭を使いすぎると、成果物がマニアックになりすぎる
・仕事に行き詰まったら、遊びに頭脳のほとんどをつかってその余力で仕事するくらいに考えた方がちょうど良い
・収入が高い人ほど、それが嫌いでなっている人はいなくて、好きでやっている人だらけ
・趣味が仕事に繋がっているケースは、人よりかなり多くの時間を「好きなこと」に費やしているからでは
・毎日やりたいことをやる、やりたいことをやっているが故に、他の人が費やせないくらい長い時間やり続けることができて、それだけ情報が蓄積されると言う点が、自然と価値につながる
・みんなと物事同じように見ても自分の価値があがらない、「普通ここまで深く見ないよね」と言うところまで追求してみて、相手が「すごい」と勘違いしたら、それが仕事に繋がったりする
・人の手の上で働くのではなく、自分で一から作り上げる、同じ人生の時間を使うならその方がお金を稼げるし、自分自身が楽しい
・明日できることは今日やるな
「極限まで手をつけない」と言う習慣を持つと、優先順位をつける力や計画性も身につく
・「遊び8割、仕事2割」
・自分の頭でなんとかしようとしない方が、むしろ時間的にも内容的にも、うまくいくことが多い
・主人公キャラとしての自分の能力は見切る、「自分の努力スキル」には頼らない方が楽に生きれる
・大事なのは、「自分は何が好きで、何に幸せを感じるのか」を知り、「それを実現できる仕事や働き方」を選ぶ
・「何事も経験」
・コツコツと鍛錬を積むより、最初に体験してみた方が覚えは良くなるし、続きやすい
・なるべく迷わないように、選ばないように考えてみると、最低限のこだわりが残るため、人それぞれのマイルールが出来上がってよりストレスから解放される
・自分本位の優先順位で、できるだけラクに楽しくできるように生活を設計していく
・経験したことないものは「とりあえずやってみる派」
・「他業界の頭脳」をインストール
・ストレスをゼロにするために、何かしら没頭できることに時間を費やした方がいい
・集中状態とストレス状態は共存できない
・何か嫌なことがあったとしても、「楽しかった」と思えるような生活習慣を持って、そこでストレス解消した方が毎日ラク
・「イヤなことに時間を使わない」
・ストレスは、お金をかけずに楽しむことで発散できるといい、そもそもストレスがなければお金を使ってストレス発散する必要もない、となると、ストレス発散のための支出が増えないから、それほど給料が高い仕事でなくても幸せに暮らせる
・ネガティブな感情が起こらないように何かに没頭し、ストレス値をできるだけ低くすればいい
・住むところと食べ物があって、人とコミュニケーションが取れる状況であれば、人は幸せを感じることができる

[ブクログ · ★★★☆☆]

相変わらずのひろゆきさん感。
なんだかんだ参考になるんだよなぁ。
いつも考え込んでしまうので、こんな感じに気楽に考えられると良いのだと再認識。

[ブクログ · ★★★☆☆]

自分用に以下抜粋

・日本では長時間労働が美徳のようなところがあるが、
キリスト教では労働は贖罪のためにやることなのであまりいいイメージがない

・過去は振り返らなくていい
失敗を思い出してもストレスを反芻するだけ
成功も気持ちよくなるだけで新しい情報はない

・いやなことがあったとき
何かに没頭してストレス値をいったんゼロにしたほうがいい
そのあとでまた思い出すかもしれないが、ずっとMAX値でいるよりいい

[ブクログ · ★★★☆☆]

最近よく触れる意見と真っ向から対立するものもあったが、納得がいく内容。
自分のために覚えておきたい内容を以下にメモ。

・「好きだから延々できる」が価値になる。
・「起業して失敗」は、人生の中でおいしい経験。
・物事って、努力よりも環境や条件の影響が大きい。(インカ帝国滅亡の事例→勝てる波に乗って勝て。
・キリスト教圏では労働=贖罪の価値観。仕事はできればやりたくないと思ってる。
・自分にとっての1番楽しい状態を把握する。
・時間捻出の前に、まずは自己鍛錬や試行錯誤といったムダをなくせ。他人をうまく活用する。

[ブクログ · ★★★☆☆]

読み終わりました！
要は周りに振り回されず、自分の時間を大切にしよう、自分の好きなことをマネタイズしよう、無駄な見栄を張るのをやめよう、と書かれてます。

すごい短絡的な書かれ方をされてますが、その本質は嫌われる勇気などにも共通するものがあると思いました。