【感想・ネタバレ】成功する「準備」が整う 世界最高の教室のレビュー

あらすじ

「驚いた。こんな学校、見たことない」
ビル・ゲイツが激賞する
「全米トップの教育」とは?

人生に必要な力がすべて身につく常識破りの方法!

・教師より「メンター」で人生を教える
・生徒が「自分で」学習計画を立てる
・競争ではなく、協力する技術を身につける

米ビジネス&教育界のリーダーたちもこぞって推薦!
◎『GRIT やり抜く力』の著者アンジェラ・ダックワース
◎世界一のオンライン学習サービス・カーン・アカデミーCEO サル・カーン


教師はもちろん、親や部下がいる人など、人を育てるすべての人に役立つ

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Posted by ブクログ

・よい判断をするためには、お互いに学びあわなくてはなりませんでした
・学びに欠かせないモチベーションをアップする方法:自立性とは何らかの主導権を持つこと、熟達とは何かがうまくできるようになること、目的とは自分にとって大切なことを理由をもって行うこと。その3要素を中心に据えて学びを設計したらどうだろう
・失敗するのが生産的なのは、以下2点がそろった時だけだ。失敗した当人がそこから何かを学び、再度挑戦したいと動機づけられること、その失敗が将来への扉を永久に閉ざさないこと
・点数は自分を表すものではなく、ある時間での特定のスキルがどれくらいかというレベルを示すものでしかない。気に入らなければ変えていくこともできる
・ingに注目する。自分が何かを「しているとき」どう感じるかに注目するように促すことで、メンターは本人に独自の細かい興味を自覚させている。それが積みあがると個性や嗜好になり、自分自身にとって目的と意義のある仕事は何かを理解することにつながる
・すべての事柄について決定権を持ちたいと思う人はいない。みんな自分にとって大切なことは決めたいが、それ以外については、どうかかわればいいのかを知りたいだけ
・ゴールに向けたプランを立て、そこにそれぞれ独自の強みを組み込む
・子供が自分でできるようになる方法を考えなければならない
・私たちの究極の目的は何か。たまには立ち止まって、子供に本当に何を学ばせたいのかを考えてもいいかもしれない
・特定の学校や仕事のために準備するのではなく、自分の求める人生のために準備をすれば、結果的に「充実感を味わうこと」と「受け入れられること」の両方が手に入ることが多い。妥協する必要はないのだ
・テクノロジーに関して、「制約を強化するのではなく、保護者が子供と一緒にテクノロジーに関わる」。子供たちもユーチューブを見る時に、まずは必ずだれがお金を出しているのか、何を売ろうとしているのかを自問している
・子供たちが私たち自身も学び続けているのを見ることが大切
・スキルルーブリック
 テキスト分析:テーマ/中心思想、視点/目的、発展、言葉の選択
 プロダクトとプレゼンテーション:正確に明瞭にコミュニケーションをとる、コミュニケーションのマルチメディア、口頭プレゼンテーション
 質疑:質問をする、設計問題を明らかにする、調査を計画し実行する、仮説を立てる
 分析と統合:情報を整理し説明する、パターンと関係を明確にする、比較/対照する、モデリングする、正当な主張のためのデータ/情報の解釈、関連付けと推測、論拠を評価する、矛盾した設計解を評価する、設計解を作る、エビデンスに基づいた説明をする
 スピーキング/リスニング:エビデンスに基づいた議論に参加する、規範/アクティブリスニング
 創作/ライティング:議論的主張、情報の/解説の論文、物語、反対要求、エビデンスの選択、エビデンスの説明、エビデンスの統合、編成(推移、結合、構成)、イントロダクションと結論
 ソースを使う:重要なソースを選ぶ、ソースを文脈に当てはめる、複数のソースを統合する
・複数の道を考える課題が必要になってくる。自分が何者で、世の中にどう貢献したいかに合致するプランB、プランCがあると知っておくのは大切で、不安を和らげてくれる。自分自身を理解する感覚や、目的意識を思い出させてくれる効果がある
・学びはプロセスである。自分が興味とやる気を持てるイベントで、これまで培ってきたスキルや習慣(学び方)を生かせる

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2022年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生きるスキルを明確に理解できる本。
普段の生活でも十二分に実践できる内容なので、非常にためになる。

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2022年01月17日

Posted by ブクログ

これは非常に良かったです。
今読んでる本たちは、ほんとにボクや学園に必要なことを示唆してくれます。やることはたくさんあるけど、ワクワクを刺激してくれる一冊✨

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2020年09月26日

Posted by ブクログ

1.タイトルにひかれてしまいました。

2.今までの学校は、教師が生徒に教えるという受け身の姿勢をとっていましたが、著者が経営する学校は、「いかに生徒から動かす姿勢をとらせるか」ということ、受験のための準備ではなく、人生のための準備として10代では何が必要なのかを考えさせる期間として教育していくスタイルを目指してきた物語です。今でこそ、アクティブラーニングなど叫ばれていますが、現実として進んでいません。
この本では、現在の教育スタイルそのものに疑問を持ち、たどり着いた答えは「自己主導性の生徒を育てるには戦略の変更、課題探し、粘り強さ、妨げへの対応、適切な助言・要請」の5つの行動パターンが必要になってくることです。

3.人間の本質とは何か?という言葉から始まるのですが、教育者の中でこのような考えをもって授業をしている人は何人いるでしょうか。卒業後の人生までイメージをさせてくれる人は何人いるでしょうか。おそらく日本全国でも数少ないでしょう。それは教員が悪いということもありますが、既存の教育現場ではそれすら考える暇を与えてくれないことも問題となっています。現場に裁量権がおりてくれればもっと個性のある学校づくりができるのにいつになったら変わるのだろうとこの本を読んで感じてしまいました。

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2021年02月11日

Posted by ブクログ

子どもたちが自立した状態で大学へ行けるように。
教師が伝えたことをこなしていくロボットの生産ではなく、自分で考えて行動できる子どもを育てることが大切だと思った。

日本の学校を今すぐに大きく変えることはできないが、今、目の前にいる子どものためにできることを考えていきたい。

なんでもかんでも手助けをしていては子どもの学びにはつながらない。
できると信じて、近くで見守る教員でありたい。

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2023年05月19日

Posted by ブクログ

示唆に富んでいる。日本に学校というシステムができたのは、一斉に指導して画一的な「道具」を生み出すことが目標であり、その成果は戦争やその後の高度経済成長に表れている。今やその限界を過ぎ、日本は落ち目にある。将来を担うのは言わずもがな子供たち、重要なのは教育である。アメリカなど外国の経済成長は順調だ。日本も先を見据えた、個を伸ばす教育システムを構成しなければならない。

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2022年02月26日

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