【感想・ネタバレ】たとえ、危険な恋だと言われても～処女を捧げた相手は元マフィア～のレビュー

さくら茉帆 / 蜂不二子

日菜子はひょんなことから元マフィアの男・玲司を自分の部屋で匿うことになる。ふたりで暮らす中で彼の優しさに触れ、いつしか想いを募らせる日菜子だったが、その別れは突然だった。それから六年の年月を経て、再会する二人。「……お前に恋をした時からずっと、こうして愛でてやりたかった」。離れていた時間を埋めるように、二人は淫靡な愛を日増しに深めていく。けれどそんなとき、日菜子のもとにかつての玲司の仲間が現れて――!?

[Momo母 · ★★★★☆]

危険な男性って魅力的

6年前の偶然の出逢い。怪我をしていた彼を助けて介抱した数日間に初めての恋をします。マフィアの一員だと言い、側にいない方がいいと、想いを告げることが出来無いまま去ってしまった彼。ずっと、いつか再会出来る事を願うヒロインが、会社の先輩に強引に迫られ怯えていた時、突然現れたのは忘れられなかった彼。６年の空白を埋めるように、忘れられなかった、マフィアから抜けて来た、と。2人の想いが一つに。幸せな毎日。かなり独占欲が強い彼に翻弄されてもヒロインはますます彼に惹かれます。しかし、マフィアからの報復にヒロインが拐われ、彼の冷酷な一面を目にしたり、両親から反対されたりと、いろいろあって、ラストのハッピーエンドにホッとしました。