【感想・ネタバレ】無能の鷹(7)のレビュー

見た目は出来るキャリアウーマン、実は社内ニート・鷹野ツメ子。

本作は、Excelはもちろん、コピーもできない彼女の
あまりの仕事のできなさを描いたギャグ漫画である。
ただ鷹野は自分の仕事のできなさに疑問や劣等感はなく、もちろん競争意識もない。
そんな人実際にいたらクビ確定だが、そんな彼女のありのままの姿勢に、
なんだか励まされ、もう少し肩の力を抜いて仕事に取り組もうと思えること間違いなし。

そして鷹野と同期入社の鶸田。
能力はあるのに気弱で人に見くびられがち、そのせいで契約が取れずのび悩んでいた。 
そこで気弱で人に見くびられるなら、
ぱっと見、有能に見える鷹野を連れて商談にいこうと彼は思いつく。
この案が功を奏し、どんなに鷹野が的外れなことを言っても、
「こんな有能そうな人が言うからには何か意味があるのでは?」と
商談先の人が勝手に誤解して、商談が良い方向に進んでいくパターンが面白い。
ただ鷹野の無能さを鶸田だけは知っているので、
何バカなことを言っているんだと冷静になり、鶸田も本来の実力がだせるようになる。

そんな有能に見える無能・鷹野と、無能に見える有能・鶸田がタッグを組み、
奇跡の成果を上げていくお仕事コメディ。是非ご一読あれ。

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匿名

購入済み

途中から漫画自体に違和感が…?

「無能の鷹」は大好きな作品だが、途中から様子がおかしくなってしまったように感じ、心配になってしまった。
1話目はいつもの「無能の鷹」らしいエピソードだったが、次の懇親会の話から漫画の空気感に違和感が出てきた。キャラの振る舞いや、台詞やコマの繋がり、話の流れが突飛な感じになり戸惑った。
確かに今までにないテイストの登場人物や出来事はあったが、ストーリー自体が悪いというわけでなく、前後の繋がりが不自然で、何とも説明できない違和感があった。
漫画の描き方方針を大きく変えたか十分な時間のない中で描いたのかなど、少し心配になってしまった。

2
2024年01月13日

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