【感想・ネタバレ】ぜんぶ、すてればのレビュー

あらすじ

「あなたの悩みも、不安も、ぜんぶ捨てていい」

伊勢丹・鈴屋で台湾企業で異例の実績を残し、
寺田倉庫の経営改革を担った75歳の伝説の経営者が語る、
不確実な「個の時代」で自立する生き方


隈研吾氏 推薦!!
「ビジネスとかアートとか、
結局のところ「切れ味」だということを、
日本で唯一中野さんだけが直感的に理解し実践している!」

■カンブリア宮殿・NewsPicksなどで注目。
□あまりの逸話に、実在すら疑われていた伝説の経営者、初の著書!

――――――――――――
不確実で変化の激しい時代。
個人の力が試される時代。
人生100年への備えが必要な時代。

日々の膨大な情報に対応し、
新しい技術や価値観へのアップデートが求められる。

過去の事例にはもはや頼れない。
ロールモデルも、人生プランも、描けない。

自分の意見や考えを持ち、
世の中に発信しなければならない。
しかし、実績も経験もなく、自信がない。

先の見えない将来のことを考えると、
不安で頭がいっぱいになり、疲弊してしまう。

こんな時代で生き残るには、
どのような知識をもち、
いかなる力を身につけなければならないのか。


「何も、必要ありません。
ぜんぶ、捨てればいいんですよ」

中野善壽(なかの・よしひさ)、75歳。
伊勢丹、鈴屋で新規事業の立ち上げと海外進出を成功させる。
その後、台湾へ渡り、大手財閥企業で経営者として活躍。
2011年、寺田倉庫の代表取締役社長兼CEOに就任。
大規模な改革を実施し、老舗の大企業を機動力溢れる組織へと変貌させた。

その手腕と独自の考え方、そして人柄により、各界の著名人に慕われている。
一方で、メディアにはほとんど姿を現さず、
社員にさえ、本当に実在するのか疑われていた、異端の人物。

その生き方の根幹にあるのは「何も持たない」こと。
家や車、時計は持たない。お酒もタバコも嗜まない。
お金も若い頃から、生活に必要な分を除いてすべて寄付している。

何も持たないからこそ、
過去に縛られず、未来に悩まず、
今日を大切に生きることができる。

本書は、中野氏の話を聞くことにより浮かび上がった
現代を前向きに、楽しみながら生きるためのヒントを
短い言葉と文章にまとめ、紹介する。
――――――――――

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Posted by ブクログ

中野氏のことはPRESIDENTで最近初めて知り、著書を手に取りました。生き方に学ぶ点がたくさんありとても新鮮でした。仕事に対する姿勢、旅行の仕方、日々の心構え、お金の使い方など、これからの人生に活かしていきたいと思った。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

自分の感性に近く、2時間で読み切った。
思いっきって生きてみよう、思ったことを口にしてみよう、直感を信じて行動しようと背中を押された。ただ、自己責任と辞める時はスパッと辞める勇気も持って。

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2025年09月13日

匿名

購入済み

 

面白かった。
考え方をつづってくれるのはありがたい。
が、自分に真似れるところは少ないだろう。
世間的に成功者というのはやはりどこかねじが外れているところがるんだろう。

#タメになる

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2025年03月02日

Posted by ブクログ

もう何度も読み返している本のうちの一冊
〝『これが正しい』という絶対はない。自分の判断さえ、決めた瞬間から疑ってます〟と言う中野さん。
その〝絶対はない〟ということを信じた決断は揺るぎがない。
成功を積み上げては、自ら崩していく生き様は、漫画〝天〟の赤木しげるの生き方のようだ。
何も執着しない、シンプルな生き方、そんな2人のような生き方に少しでも近づいていきたい。

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2024年12月04日

Posted by ブクログ

インパクトのある題字に惹かれて読んでみた。
中野さんの軽やかな生き方に憧れる。
自分の感性を信じ、心豊かに生きたいと思う。

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2024年11月06日

Posted by ブクログ

潔さの中にも地に足のついた現実的な面もあり、なかなかこの通りに生きるのは難しいけどとてもインスパイアされた

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2024年06月17日

Posted by ブクログ

読みやすく、今までの概念が変わるかも。
忘れないよう、気に入ったタイトルを備忘のため。

・会社はただの箱でしかない。愛社精神なんて持たなくていい。
・「前例がない」ということは「なんでもあり」といこうと。未経験は強みである。
・ふるさとに縛られるのも、幻想でしかない。
・形あるものは残さない。形ないものをどれだけ残せるか。
・持てる資産をとらえ直す。さればおのずと答えが見える。
・人と同じ事をやったら、人と同じ結果しか出ない。
・何かの「正解」はない。なぜか。事実の百万分の一のことも私はわかっていないからです。大脳の中の正解にこだわらず、感性に確かさを求め続けたいと思います。

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

中野さんの生き方に痺れました。自分を貫き、何物にも縛られない様に憧れつつも、自分には出来そうもないなと…。ただ、部分的には取り入れられるところもありそうでした。自分も今の職場に対して、モヤモヤしたものがあるので、自分の直感を信じて、新しい一歩を踏み出そうと思います!

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2023年12月02日

Posted by ブクログ

何かを気にするよりも大事にすべきなのは、自分に嘘をついていないか。
→★いい言葉。自分に嘘をつくとそれが一番気になる

・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと

できることは精一杯やってきたよな? と自分に問いかけて、 嘘がなければ、思い切ればいい。 大丈夫。また打席はやって来る。

できることが、なくてもいい
こだわりがなければ、なんでもできる
→★まさに自分。この利点を若い人にも伝えたい

大事なのは今日楽しく働けるかであって、 自分にできそうなことがあれば一生懸命やってみる。その繰り返しだけなんです。
→★ハプンスタンスアプローチ

■花も人も対比で引き立つ
世の中の全てのものは
組み合わせで生かされたり、殺されたりする
→生け花
花の色というのはその花だけで引き立つのではなく
隣に白を生けるのか、黄を生けるのか、対比がとても重要になります
人間も同じ
→できるだけ自分と違うタイプを選ぶ


■服にも執着しない
オシャレというのは、何も高い服を買わなくたって楽しめる。 要は組み合わせの妙だと僕は常々思っています
→★かっこいい考え方

■新聞は見出しで想像すればいい
→★これはすごい、基礎が入っているからできること


僕は感動するポイントは自分で決めたいタイプなのです
→★だから映画より読書派

だから、僕にとって良い本とは、説明や解釈が多過ぎず、 読者が自由に想像できる余白のある文章で書かれてあるもの。 読み手が変われば、笑うやつもいれば、泣くやつもいる。そんな文章が好きですね。 「ここが面白かった」と持ちよる感想がバラバラ、 あるいは賛否両論の作品
→★こういう作品を目指したい!!「ここで観客を感動させよう」という意思が透けたものはあまり好きじゃ無い。緩急や一息ついて余韻を味わうかなど読み手に主導権を握ってほしい

僕にとって最高の遊びは、 自分の頭の中で心置きなく想像をめぐらせて、自分だけの世界をつくること。
→極上の遊びは僕たちの頭の中にあるのです
→★他の本でも誰かが言っていたが、子供になんでも買ってあげない方がよい

■人に任せる
僕は彼ら彼女らの能力の高さをよく知っているから、お願いしているわけです。 僕がやるより百倍仕事が速いのだから、皆の力を頼っているんです。

できたら褒める
できなかったら我慢する

■部下を育てるなんてとんでも無い
ただ必死に関わるだけ
→★心がけたい


■ 人生の楽しみは変わる。 年代なりの楽しみ方を味わう

女の子とのデート、子育て、仕事など


人生が走り続けるレースだとしたら
ゴールテープを切れる瞬間が最高の気分を味わえる時
その瞬間は何度でも作れるし、それは自分次第でもある
その爽快な感動を何度でも味わって
死ぬ10秒前「僕の人生、どのレースも最高だったな」と思えたら幸せですね。

■空海 因果応報の考え


食べ物は自然からの恵みであって
自然に負荷をかけてまで
人間の食べ物に仕立てるっていうのは
本来あるべき姿ではないような気がする

魚も肉も本来ある場所の四キロ圏内で育ったもので完結するのが自然じゃないかな

■未来をよくするための時間にエネルギーを費やしたい
長年連れ添った人が辞める時は10分
若者なら1時間はとる

■本当に残るのは形にならない思い

叱るだけではなく、なぜ叱るのか思いも伝える
それがきっと人としての力量というものです



「僕はね、『できる』人にしか仕事を頼まない」
→魔法の言葉
→任せた以上、全ての責任は自分にある
→★これは真似しよう"

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

短く、端的に、人生の訓話を貰っているような著作。
中野さんはYouTubeの対談で拝見してからファンになり、この本を読むに至ったが、動画と本の中のキャラクターが一寸違わず、非常に学びの多い本であった。

見開きごとに、短い文章ながら、学びが多いのが大変素晴らしいと思った。

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

偉そうにしない人間味のあるリーダーの本質が詰まった一冊!他人じゃなくて、自分で決める。すごく読みやすかった!全部捨てても中野さんのようにはなれないけど、それくらい勇気ある決断をする人生…憧れます。

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

清々しまでに、物や物事をすっきりしています。持つ事は縛られる事でもあると言う言葉が響きました。実践するには難しい事もありますが清々しい気分になります。

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2023年07月18日

Posted by ブクログ

人の目なんて気にしない、何事も結果が出てこそ、極力モノを持たない、前例がないことこそ挑戦しがいがある、といったこざっぱりとした生き方はとても憧れるし、そういう人こそ日本には必要だと思う。人にバカにされても自分の直感を信じる。そういう生き方を私もしたい。

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2023年07月06日

Posted by ブクログ

ぜんぶ、すてれば
読破致しました。

1時間18分
短く読みやすく
タイトルからは想像できないような
内容でした。
ここまで割り切って、できる人は少ないと思うけど
少しでもその考え方を持てれば何か変わるきっかけにはなれると思いました。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

仕事や日常生活では打順のタイミングは自分で決めなきゃいけないことの方が多い。「まだ早すぎる。準備ができていないから」なんて言ってたらいつまでたっても打席に立ってない。「準備万端の日」は一生やってこないと思ったほうがいい。

「天才たちの日常」を読んでいてもそう思ったのだが、定期的に「何もしない時間」を作って、本屋でお茶でも飲む習慣を持ってみるのがオススメだそうだ。

できるだけ不慣れな機会に身を置き、自分に「負荷」をかけ続ける。毎日を豊かにする刺激は日常の中にたくさん隠れているいる。

小学校1年生の時に担任だった先生が、寂しそうな僕を気遣って放課後に1分間抱っこしてくれた話がとってもよかった。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

おススメされた本
シンプルな生活を心がけたきっかけになったと。
全てをそのままではなくても、自分に合いそうなことから取り組んでみたい。

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2024年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【潔よすぎる生き方】
清々しい。
そんな生き方について、言うのは簡単だけれど。
この本は、中野さんの、生き方・考え方が詰まっている。

これまでの数々のビジネスでのご活躍から、たくさんの本のオファーがあったものの、断られてきたらしい。今回は、出版社の「ぜんぶ、すてれば」というタイトル案で、業績や成功の話ではなく、生き様をテーマとしたものだということで、書籍化が実現したらしい。


人生が取るに足らないものであり、
ある考えや過去の体験に執着せずに、
今の流れの中で覚悟を持って全力で取り組む、
そんな実践をここまで一貫してできる人は多くはないのかもしれない。


取るに足らない自分の人生だけど、自分の目の前に現れたものは自分にとってはすごい大事なことだったり、大きなことだったり、それに一喜一憂して悩んで苦しんで、それをなくすわけではないと思うけれど、切り替えというか、より大きなものを視野に入れて生きる、っていうことかなー…。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

何度かお会いしたことがある方。
最初会った時は怖いくらいだったが、とにかく潔い方である。信念がありカラッとした方。他人の目は一切気にしない。でも人はついてくる。圧倒的な存在感を持った人である。

印象に残った言葉。今に悩んでいる人、仕事にモンモンとしている人に是非読んでもらいたい。

水のように生きる、しなやかに形を変えながら上から下へ流れる
本当に潔い生き方
因果応報、責任と覚悟と希望を持つ
今、今日この瞬間に全力で生きる
目標はない、1日1日が全て
他人の目は気にしない
自分が良いと信じたことをやる
自分より優秀な人に頼る
社長は単なる役職の一つ

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

なかなか、この人のようには行かないけれど、いやマジで行かせようったってそりゃムリよ、ってな話なのだが、
今いる場所を捨てる、いつでもゼロから始めるという話はほんとにそうありたいと今痛切に思ってる。
この本も・繰り返し読みたい本だ。

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

物や金や時間や人や過去に執着することで自分を縛ってることがよくわかった。
時間の余白を作っておくことでその時大切なことのために自由に動けるというのも頷けた。

死ぬ前の10秒で笑えれば何度失敗してもいいって面白いな。中野さんの行動とその原理がシンプルでブレてない。

にしても数字に関する記憶力や損切りのセンスと決断力は恐ろしさも感じた。

因果応報(自分がしたことが返ってくる)という言葉を大切にしていることだったり、毎日祈っていたりすること、この本の売り上げも寄付することだったりも素敵だった。

あと印象に残っているのは、自分がいなくなった時にいかに「見えない物(形のない物)を残せるか」を大切にしているということ。能力だったり心だったり決断力だったりだと思う、、

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2023年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今日が全てである。今を楽しむこと。

自分のレジスタンスを大切にする。他人なんて関係ない。
「自分は違うと思うけどなー」と感じる違和感を大切にする。
他者評価も気にしない。

いつでもやめられる勇気をもつ。
5年後なんて考えず今を楽しむ。自然の変化を楽しむ。人生なんて宇宙からしたらちっぽけなものである。失敗なぞ小さいこと。

過去の自分や人間関係を捨てて常に新しい観点で物事を見る。
準備が完璧に整う時など一生ない


学生時代に通っていた花屋さんのおばさんに紹介された伊勢丹で働いた。
鈴屋を辞めて海外で住もうと思った台湾のトランジットでここでいいやと決めて、台湾領事館で人に声をかけ、講義をもつことになって会社の取締役になる。(ホテルも何も用意なし)

フラリと立ち寄った場所で人生が変わる。
→寺田倉庫にふらっとよって社長をサークルに誘った。

ふるさとにこだわらない、旅も無計画。常に何かを捨てて新しく生きる。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

題名「ぜんぶ、すてれば」を見ると、ミニマリストの本なのかな?
と思っていたけれど、中身は全然違う。
寺田倉庫を大規模に改革した中野善壽さんの著書。
「今日がすべて」マインドフルネスの考え方。
今ここに集中するために、雑念になるものを持たない。
いさぎよい方だなという印象。
先のことを考えてしまうと、何でも守りたくなるもの。
守るために、自己犠牲を強いられる生き方。
中野さんはこういう生き方をしないんだろうな。
すべては真似できないけれど、「こうあるべき」というこだわりは捨てて生きてみたい。

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2024年06月20日

Posted by ブクログ

どんなものにも依存や執着をしない、ゼロからどんどん築き上げていくという、モンゴル遊牧民族的な生活をされている著者が、本当にすごいと思いました。とても強い人なんだと思います。
「人も花も対比で良さが引き立つ」という文章が印象的でした。
散歩していて、青い花を発見しても近くに黄色い花が咲いていると、より綺麗だなと感じたことがあります。これがまさに対比でお互いが引き立つということなんだと思いました。
本の印税も国に寄付されていて、人格者だなと思いました。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

最後まで読むと、こんな生き方ができる中野さんという方を尊敬できる。
ただ、何も知らない状態で読み始めたので、この人の生き方は真似できないと思ったし、常人が真似すればとんでもなく迷惑な人になると思った。
その割に間に挟まる第三者の方の語りが賞賛の嵐だったので、途中まで「ちょっと宗教染みてるな」と忌避感が強かった。
ただまぁずっと読んでると、こういう不思議な人なんだなと受け入れられるようになってきた。
真似できないし、あまり真似したいとも思わなかったけど、不思議な魅力がある方だなと尊敬の念を抱いたのは違いない。

印税すら全額寄付しているみたいで、なんて筋の通った人なんだと笑ってしまった。すごい。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

型破りな経営者の考え方の本。先日読んだ読書脳の目次から全体を知るというノウハウを試そうと思って目次を探したが目次はなく最初から読み進める。笑
シンプルイズザベスト、今に集中し、余計なものは排除している破天荒さ、節々に感じる人間味が面白く、すぐに読み終えてしまった。

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2024年01月06日

Posted by ブクログ

今日がすべて。
将来をつくるのは、今日の自分。
今日できることは今日のうちにやってしまう。
今を一生懸命に生きることが、大事な事だと思った。先のことを考えすぎて、心配したり身動き取れなくなるような事はしないようにしよう。
身軽な自分をキープするには、捨てること。
今の自分に必要ないものは捨てることにしよう。

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2023年12月15日

Posted by ブクログ

 こんな時代で生き残るには、どのような知識を持ち、いかなる力を身につけなければならないのか?「何も必要ありません、ぜんぶ捨てればいいです」と作者の回答だ。何も持たないからこそ、過去に縛られず、未来に悩まず、今日を大切に生きることができる。
 「今日が全て」「今に集中する」夢中になって楽しむことができるのは今しか無い。全ては因果応報、将来を作るのは今日の自分、今日の自分を妨げるものはぜんぶ捨てる。
 生活がシンプルで、今日はできそうなことを一生懸命やる。思いついたことをすぐやる。5年後のことなんて考えなくていい、今日できることはすぐやる。明日死ぬかもしれない。
 最初はミニマリズムに関する本だと思った。読んでいる途中、ライフスタイルの本じゃないかと気がついた。作者の今までの人生に関する考えと経験が満載されている。とても魅力的で面白かった。

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2023年11月01日

Posted by ブクログ

柔らかくわかりやすい語り口で書かれていて、するすると読めてしまう。

こんな経営者もいるのかと、人物像を頭の中に思い描いて、お会いしてみたいなぁなんて思った。
思い出、財産、こだわり、そういったものを捨てて、身軽に自分の思う道を行く。
先へ先へ、未来へと。
自分一人で出来る事は限られているからと、助けてくれる人を探して、分からないことはわかるか人に聞く。偉ぶったり、これまでの功績から自分のやり方にプライドがある人、自分の能力に強烈な自負心がある人なら、こういったフットワークの軽さはないだろうな。

即断即決、駄目だと思ったら直ぐに身を引く。
こんな社長についていくのも、彼の指示を受けて動くのも、本当に大変だと思う。
でも、沢山の部下がいて、一緒に働く人たちがいるということは、人間としてとても魅力的な方なのだろうな。

こんな面白い人が身近に居ないので、颯爽と身軽に生きている人が居るのかと驚く事ができて、とても楽しい本だった。

過去の楽しかったこと、幸せだなと思っていた時期の事を思いだし、その当時のものを捨てられず、ゴミに埋もれたように生きている私にとって、憧れの生き方だ。

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2023年10月06日

Posted by ブクログ

 会社の友人がSNSで紹介していた本です。刺激的なタイトルなので、大いに気になりました。
 著者の中野善壽さんは、日本や台湾の企業にて要職を勤めた後、2011年からは寺田倉庫の代表取締役社長兼CEOとして幅広い分野で活躍された方です。
 本書では、その中野さんのユニーク?な思考が気さくな語り口で開陳されています。
 なかなかマネできるものではありませんが、期待どおりの数多くのメッセージが記されていました。

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2023年08月16日

Posted by ブクログ

久々に再読。綺麗さっぱりスッキリ
生き方も今抱えておられるのも超シンプルで身軽だなぁーと思った

なりゆき、ノープランで自由なのに、なんでこんなに物事上手くいくんやろう…
因果応報でやつでしょうか…

・形ないものをどれだけ残せるか

・今、この瞬間に集中する。感性の赴くまま、どこまでも自由。「こうあるべき」というこだわりはサッパリと捨てる。

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2023年08月15日

Posted by ブクログ

速読の一環で読みました。
中野さんを存じ上げていなかったのですが
個を大切にする重要性が書いてあり、
行動力、直感を大切にする素敵な方だと感じました。

執着を捨てること身軽になることの重要だと強く感じました。

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2023年06月21日

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