【感想・ネタバレ】罪の名は、恋のレビュー

石田累 / 夜咲こん

封建時代さながらの主従関係が残る島で、音羽は大企業の御曹司・雅臣と秘密の社内恋愛中。惹かれ合うけれど、掟で禁じられた恋。交われば災いが降りかかる。「好きだよ、俺が絶対に守るから」幼い頃からの恋心を一途に囁く彼に愛おしさが募る。身も心も強い絆で結ばれた矢先、関係が知られてしまい……。求め合う想いが運命を変える甘くて切ないドラマティックラブ！

[DUNK · ★★★★★]

映画を観てるようでした

イヤー一気読みでした。出だしから「おっ」と思って読み進めて行き、気がつけばやめられないほど、引き込まれて行きました。ちょっと家名とか関係性が解りづらいとも思いましたが、サスペンス映画のようで面白かった。雨の中での戦闘シーンは、手に汗握りました。

＃ドキドキハラハラ ＃ダーク

[ブクログ · ★★★☆☆]

出だしがサスペンスとかホラーとかのような感じで、一瞬、レーベル、なんだっけと思ったりした。ほんわか恋愛を予想していると驚かされる。

設定がしっかり作りこまれているのは累先生ならでは。人まねではない独特の世界観はさすが。
ただ、いくつも出てくる家名に加え、親戚や主従関係が複雑で、読みにくい面はあった。なんとなく読み流しているとこんがらがってくる。
できれば家系図とか相関図を入れてほしかったところ。
息をのむような後半の展開は好き。
絵もきれいでいいね！