あらすじ
もう名ばかりのウェブマーケティングには騙されない!
業界を知り尽くした著者が暴露する
経営者が知らないインチキマーケティングの真実。
インターネットが生活にすっかり浸透し、検索順位を上げたり、広告から商品の購入に直結させることを請け負うウェブマーケティング会社が増えています。
しかし、中には効果が出ないウェブマーケティングを顧客に提案し、毎月の管理費を受け取り続ける企業もあります。
大手広告代理店の中には下請けだけでなく孫請けやひ孫請けと外注を何階層にも行い、顧客への請求額を無駄に膨らませているだけのところも少なくありません。
依頼者側もウェブの知識が乏しいために、業者側に丸投げし、言われた通りに契約してしまうことも問題に拍車をかけています。
業界に身を置く著者だからこそ知りえるウェブマーケティング業界の闇を抉る一冊です。
--------------------目次--------------------
第1章 まったく効果のないウェブマーケティングというまやかし
第2章 広告代理店、SEO会社、制作会社、コンサルティング会社……。
実態のないビジネスで暴利をむさぼる素人集団
第3章 問題は依頼先だけにあらず。
丸投げ体質の依頼者たちがウェブマーケターの"カモ"
第4章 結果を出せない会社は3カ月で切れ!
費用対効果を正しく見極めるウェブマーケティングの基礎知識
第5章 ウェブの知識がなくても見破れる!
素人集団の化けの皮をはがすチェックポイント
第6章 問い合わせ増で喜ぶな。
ウェブマーケティングは売上を劇的にアップさせる最強の武器
第7章 ウェブマーケティングを有効活用して
売上をアップさせた成功事例
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
クライアントと誠実に向き合うWebマーケティング企業を経営する後藤さんの著書。業界で長く仕事をするうちに、クライアントワークが「作業」になっている人も多いと思うので、同じような環境で仕事をしている方は初心に帰れる本だと思う。Webマーケに限らず、クライアントの立場に立って誠実な仕事ができる生き方をしたい
Posted by ブクログ
ウェブマーケティングなんかお金をかけてまでしなくていいよ的な内容だと思っていたら逆だった。ポイントを抑えてしっかりやれば破壊力抜群の手法であるということ。
Posted by ブクログ
私も思っていた悪しきwebマーケティングが
記載されていた。
そうならないようにとは思うが、
代理店として、
真っ当なwebマーケティングをするには
組織の体制や個人の経験、育成など
それ相応の骨組みが必要だなと感じる。
まずは、一営業として
広告の勉強と経験を積んで、
お客様に真のマーケティング支援を
できるようにしたい。
それと、この本によって、
自社を売り込む事ができる
後藤さんは、やはりマーケターだなと。。
もはや、自社顧客を作るためが
第一にきているなと思わざるおえないが
それも込みで本の内容は面白い。
Posted by ブクログ
ウェブマーケティングを行う上での代理店の選び方や考え方などが書かれた本。
代理店もピンキリなので、安いところや口の上手いところに引っかかって意味の薄い施策をやらないようにと注意喚起をしてくれているので、中小や零細企業などであまりリテラシーのない担当者などが読むと良いだろう。
業界を良く知る身としては、やや偏見もある気がするが、概ね間違いないと言える。
Posted by ブクログ
知は武器であり盾である。
質の悪い業者から会社を守りつつ、ウェブマーケティングの本質をおさえるための一冊。
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そもそも「目的」が曖昧なまま依頼するクライアントが悪い。
ホームページ制作にしても、SEO対策にしても、広告にしても。何をするにしても、「何のためにやるのか」という目的が明確でないことには意味がない。
よくある「サイトリニューアル!」も、ただカッコよくなったでしょという自己満でしかない。サイトからの注文を増やすとか。お問い合わせを増やすとか。なんのためにリニューアルするのかという目的がなければならない。
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依頼する側も、ある程度のウェブマーケティングに関するリテラシーがなければならない。
どんな手法があるのか、それぞれの手法でどんなことができるのか、手間やコスト、相場はいくらくらいか。だーいたい把握しておくことで戦略の正確性が向上し、良い業者と悪い業者の判別もつく。