【感想・ネタバレ】誰も教えてくれなかった子どものいない女性の生き方のレビュー

あらすじ

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子どものいない辛さを受け止め、
自分らしく生きる方法を、300人以上の声を聞いた著者が先輩の詳細な体験とともに紹介します子どものいない女性の本当の気持ちを紹介して共感を呼んだ、
前作『誰も教えてくれなかった子どものいない人生の歩き方』から2年。
子どものいない女性300人以上に話を聞いてきた著者が送る続編です。

今作は質問の多かった、
子どものいない人生の受け入れ方とその後の人生の自分らしく生きる方法、
夫との関係性について、気持ちの整理がついた
30~60代の女性たちの体験を乗り越えるための段階別に詳しく紹介します。

また、実は30代の人も、還暦を迎えた人も、
悩みが深くなる時期はひとそれぞれ。
気持ちを切り替えるためのきっかけもバラバラでした。

前回に続き、本音満載のアンケート、
子どものいる人達はどう思っているのかという声も聞きました。

また養子縁組で子どもを育てている方の実体験も取材。
何に気持ちを向けていくのか、どこを見て歩いていけばいいのか、
そんなヒントがたくさん詰まった1冊です。

ぜひ前作とあわせてお読み下さい。くどう みやこ:「マダネプロジェクト」代表
メーカー広報宣伝、アパレルプレスを経て、2002年よりトレンドウォッチャー、大人ライフプロデューサーとして時流をとらえた流行発信を行っている。
「ジャーナル」 レギュラー出演。生涯子どものいない「マダネプロジェクト」代表として、「すべての女性が行きやすい社会」をめざして活動中。
主宰する会は人気でなかなか予約が取れない。
前作『誰も教えてくれなかった 子どものいない人生の歩き方』発売後は、救いを求める多くの女性の間で話題となり、
その真摯な姿勢がNHK,朝日新聞、産経新聞、東洋経済オンライン、日経ARIAなど多くのメディアに取り上げられた。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、私には子どもが二人います。なぜこの本を買ったのだろう・・・。しいて言えば、好んで読む小節のテーマも「女の人生」「女性の生き方」「女性と仕事」「女の幸せとは…」みたいなのが好きだし、自分自身も不妊治療に何年も費やした経験があり、もし子どもに恵まれなかったらどうしただろう?と考えることがよくあるし、身近に、子どものいない女性の先輩、同僚、後輩、友人がわりと多くいる、ということで興味をもちました。
著者ももちろんお子さんはいらっしゃらない。そして子どものいない女性の生きづらさに気づき、行動を起こした。ご自身でもその反響の大きさに驚かれたようだ。(でも、私のような子どものいる女性にまで影響を与えているとは思わなかったかな(笑))。
読んでいて、私も不妊治療をしていた時期に、身近な人の出産の知らせが辛かったこと、小さなことで落ち込んで人知れず泣いたことを思い出した。不妊治療を40歳であきらめた友人のことも思い出して泣いた。自分も40までに授からなかったら、養子縁組を考えようと思っていた。養子縁組で息子を迎えた女性の話には本当に感動した。日本でももっと養子縁組が進むといいと、心から思う。養子縁組の条件として、夫婦のどちらかが専業主婦(夫)であること、という要件は、もう時代に合わないと思う。私だってもし、本当に養子縁組に踏み切ろうとしたとき、じゃあ仕事を辞めなさいと言われたら躊躇しただろうと思う。
さて、ありがたいことに子どもを授かった私が、それでもこのテーマに興味を持ち続けているのは、私が教職に就いていて、次世代を担う子供たちにキャリア教育をしているからで、子どもたちに「夢や目標をもって社会に貢献しなさい」と言っているけれども、勉強ができて、真面目で、一生懸命な女子生徒が、将来キャリアを重ねていったときに、かならず「仕事と結婚・出産・育児の両立」という壁にぶつかると思うからだ。自身も不妊治療をしていたときに、仕事とのバランスをとるのは非常に難しかった。そして今現在は、自分が育児との両立で仕事をセーブしているせいで、独身や子どものいない女性に負担をかけていることを自覚している。子どもがいてもいなくても、仕事をもっていてもいなくても、女性の自己実現はなんて難しいのだろう・・・!いやもちろん、男性にも言い分はあるだろうけど(笑)。しかし著者が言うように、子育て支援やひとり親への支援は充実しつつある現在、子どものいない女性に対する世間の目は非常に厳しいものがあり、そこに着目した著者の活動は素晴らしいと思った。
私も、私にできることをちゃんとやっていこうと思った。

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2022年05月07日

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