【感想・ネタバレ】辺境貴族の転生忍者は今日もひっそり暮らします。３のレビュー

空地大乃 / リッター

「日ノ本」と呼ばれる国で、最強と名高い忍者が命を落とした。彼は死の間際に忍法を使い、貴族の少年ジンとして異世界に転生を果たしたのだった。魔法大会の予選を終え、見事本戦に出場することになったジン。彼は時に仲間や従魔と力を合わせつつ、持ち前の最強忍法で本戦を勝ち抜いていく。そんなジンの前に因縁の相手、兄のロイスがついに立ちはだかる。いつもは失敗だらけの兄も、この時ばかりは本気なようで――!? 果たしてジンは大会に優勝し、姫様を救出することができるのか!?

[あおのり · ★★★★☆]

ええーッ？

3巻で終わってしまったよ、何で？
この作者の力量なら後二冊は書けたんじゃないの？勿体ないなぁ。
個人的にとても楽しみにしていたから、終わってしまった事で真っ白だよ。
あの大叔父さんも、もうちょっと面白い技で仕留めて欲しかったし、お兄さんにも慈悲が掛かりすぎかな。そう書きたいのも解るけど、二巻の筆の滑り具合を期待してたから、微妙な気分。
ラストが少々強引な大団円ではあるものの、娯楽痛快活劇であった事は間違いないです。
気が向いたら番外編とか書いてくれないかなぁ。買うんだけどな〜。